住宅地を歩いていると、ツツビウ ツツピウとヤマガラの控えめな鳴き声が聞こえました。いつもとは違う方向でしたが、見にいくことにします。声の主は、わたしの巡回路からは離れた場所にいました。声は茂ったスダジイの中からなので、観察はなかなか難しそうです。立ち位置を変えて、違う角度から見てみると、梢近くにコゲラがやってきました。その後、ヤマちゃんも登場。エナガもひょっこり現れました。混群です。群れはスダジイから飛び出して、少し見やすいネムノキへ。シジュウカラ、メジロもいましたが、注目したのはエナガが数羽いたことです。暑くなってからエナガを見かける機会は激減し、いても混群の中に1羽という状況が続いていたので、久しぶりの小群です。
渡り鳥が混じっているかもしれないことを意識しつつ、ヤマガラやエナガを撮影します。混群はかなりの大群で、茂ったスダジイに入ったり、明るいケヤキに出てきたりを繰り返し、移動していきました。群れの中に木の中で虫を追いかけるような複雑な動きをする鳥が1羽。センダイムシクイでした。やはりこの時期は高い確率で混じっています。観察者によっては、必ず混じっているとまで言う人がいるほどの高確率です。それにしてもここは公園の中でも整備された区域で、いわば疎林です。この時期はこういう環境がよいのでしょうか。換羽で飛翔能力が落ちるので茂った中でひっそりではないのでしょうか。見ていると、メジロが赤い実のなった木に入っていきます。葉を確認して、アオハダだとわかりました。親鳥から幼鳥への給餌も見られましたが、食するのに適しているのでしょうか。大きな混群を追っていたら数十分も使ってしまいました! 群れが遠かったところでいつもの巡回コースへ戻ります。
最初の観察地には気配がなく、中心部に進みました。なにもいないと思っていましたが、枝が揺れています。1羽のシジュウカラが見つかり、そのそばに少し細身の鳥がいました。センダイムシクイです。ここでは群れではなく2羽だけでした。シジュウカラにセンダイムシクイがマンツーマンでマークしているような。ほどなく見失ったので先へ進みました。とくに目ぼしい観察もなく池へ。
池のほとりにはホンセイインコが群れています。毎年恒例で、実ったトチノキやムクノキに群れています。そこにツミが突っ込みます。あまり動きはありませんでしたが、ツミはたまにインコを追ったり、ツバメを狙ったりしていました。ショータイムを堪能したいのですが、林でじっくり観察しているとどうしても出遅れてしまいます。
1. カルガモ、2. キジバト、3. カイツブリ、4. カワウ、5. アオサギ、6. ツミ、7. コゲラ、8. オナガ、9. ハシボソガラス、10. ハシブトガラス、11. シジュウカラ、12. ヒヨドリ、13. ツバメ、14. センダイムシクイ、15. メジロ、16. スズメ、17. ドバト、18. ホンセイインコ