昨日は台風接近に伴うまとまった雨だったので、観察を諦めました。降りが弱くなったところで出陣しようとしたのですが、すぐに降ってきてしまうので、仕事に集中することにしました。5連休は五連勤で、本の編集は本当に手間暇がかかる作業だとつくづく思います。それだけ苦労して想いを込めて作っても、なかなか手に取ってもらえないのですから、厳しい世界です。でも私には、世の中に伝えるべき大切なテーマがあり、その手段として出版と自然観察会を続けていくことはミッションです。活動が持続可能になる程度の応援を得られれば、大変幸いです。
台風一過で青空が広がりました。真夏日予報なので半袖で観察に出ます。最初の観察地に近づくとシジュウカラの声が聞こえ、観察が楽しくなる予感がしました。シジュウカラの声はあちこちから聞こえます。一緒に動いているのではなく、散開しているようです。そんななか、近くに飛んできた子に対して、翼を広げたりたたんだりするジェスチャーをした子がいました。幼鳥の特徴が残るような羽衣に見えます。近くにとまった成鳥に対してなんらかのコミュニケーションをはかったようですが、もしかして中途半端な餌ねだりだったのでしょうか。
林の中心部には混群がいますが、渡り鳥は混じっていません。そんななか、ヤマガラがエゴノキの実をもってきてはヒノキの樹皮の隙間に隠す貯蔵を繰り返していました。コケをはがして、実を隠した上からとんとんと貼り付けるように入念な作業をするのに感心しました。ヤマガラが実を運んで隠すようすを4回見て、移動しました。
観察定点を何回か確認していると(しつこい?)、枝にとまったあと動き回らない鳥に気づきました。双眼鏡の視野に入ってきたのは、キビタキのメスタイプです。ようやく渡り鳥が見つかりました。その後はいつもの鳥しか見つからなかったのですが、不意にアオゲラが現れました。遠めのサクラに飛んでいった個体を確認するとオスで、まだ換羽が完了していないのか、風切がやや心許ない印象でした。アオゲラは口を開けっぱなしにしています。ヒヨドリ大の鳥が口を開けっぱなしにするのは、真夏日を示す指標ですから(わたしが勝手に提唱)。天気予報通りの観察といえます。
池のほとりにはツミが3羽来ていたようですが、トチノキの実がすべて落ちてしまったので、インコの集まりが悪く、鬼ごっこが成立しないようです。インコはムクノキの実やシラカシのどんぐりも食べるので、ぜひ集まってほしいものです。
結局見つかった渡り鳥はキビタキ1羽のみで、渡り鳥の在庫は到着していないようです。
1. カルガモ、2. キジバト、3. カワウ、4. アオサギ、5. ダイサギ、6. ツミ、7. コゲラ、8. アオゲラ、9. ハシボソガラス、10. ハシブトガラス、11. ヤマガラ、12. シジュウカラ、13. ヒヨドリ、14. メジロ、15. キビタキ、16. スズメ、17. ドバト、18. ホンセイインコ