家を出た途端、ヒヨドリがフライングキャッチを見せました。向かいの棟に2羽とまっています。カメラを向けられないし、観ているだけでも訝しがられそうなので進みました。住宅地を歩いていくと、例の民家の前で今度はメジロがフライングキャッチ。通りすがりの御婦人が立ち止まって見ています。「メジロでしたよ」と伝えると、「メジロですか。ありがとうございます」と返してくれました。
最初の観察地に入ると、キュ パという声が聞こえました。見ると、シロハラのチャンピオンが枝の上にとまっています。ちなみに似たような声で、ミュやミャならツグミです。チャンピオンはしばらくすると地上に降りてガサガサを始めました。急な動きを極力しないように気をつけてはいますが、近くで観ていても逃げません。見つけた実を次々に食べますが、中身の種子ばかりのように見えました。奥ではヴィー ヴィーとカワラヒワが鳴いています。ふつう群れで行動しますが、なぜか1羽きりです。ほどなく地上に降りて、落ちている種子を食べ始めました。
探索を進めると、ヒッ ヒッとルリビタキの声が聞こえます。ツバキから水路へ入っていく動きを数日前に見ているので同じ動きをイメージしていましたが、ツバキにはとまらずに目の前を横切って一気に水路へ入りました。メスなのはわかりました。ルリ子か、あるいはルリ美でしょうか。逆方向になるので、直後には「舞台」にいないわけですが、少し待つと上手の奥に現れました。でも結局、舞台には出てこなかったので、周回コースをまわるのでしょう。例のホバリング場所で位置を確認し、ようやくわかりましたがすでに実は残っていませんでした。ふと振り返ると、ルリ子がぴょんぴょん跳ね歩きながら、少しずつこちらへ向かってきます。そして10mを切ったくらいで、樹上へ上がりました。うわ、まさか!とわたしは身構えました。3回めはないと思っていたのです。でももう、実は残っていないのではないでしょうか。ルリ子は少しずつ上がっていきます。以前ホバリングしたよりも高い位置まで上がり、短くホバリングしました。見ると、実は意外とあちこちに残っています。その中の一つに狙いを絞りましたが、逆方向に飛ばれました。この状況では待ち受けて撮影するのが難しいので、ルリ子の動きを追ってホバリングを押さえるしかありません。そうこうしているうち、ルリ子は下に降りてきてしまいました。今日も会心の一枚は得られません。
いつもの人怖じしないジョビ男に出会ったので、飛翔を狙いつつ観察。樹上からもふもふのガを見つけ、地上に降りて捕らえ、樹上に戻って丸呑みしました。驚くような視力のよさです。その後、オオタカにご挨拶していると、チリリリリというエナガの警戒声が聞こえ、次いで上空からキーキキキというツミの声が聞こえました。オオタカのなわばりに乱入してくるとおもしろくなりますが、そのまま上空を通過したのか、姿を捉えることはできませんでした。
池のほとりでガサガサするアカハラを観察。目の周囲に特徴的な白斑があることから、数年前に近くで越冬したのと同じオスで、「身近な野鳥の観察図鑑」のP.285に掲載した子です。今日は落ち葉を掘った穴に入っていたので、顔しか見えなかったのですが、しばらくするとピョンと出てきました。そのまま動かず、こちらをちらっと見たりしています。暗がりの中でしたが、胸の橙色は美しいし、立派な黄色いくちばしと、つぶらな瞳に黄色いアイリングの目がかわいいと感じました。ずっと動かないので、しばらく観ていましたが、ひょっとしてこちらのほうへ来てガサガサしたいのかなと思い、そっとその場を離れました。
1. ハシビロガモ、2. ヒドリガモ、3. カルガモ、4. ホシハジロ、5. キンクロハジロ、6. キジバト、7. オオバン、8. カイツブリ、9. カワウ、10. ゴイサギ、11. アオサギ、12. ダイサギ、13. ツミ、14. オオタカ、15. コゲラ、16. アオゲラ、17. ハシボソガラス、18. ハシブトガラス、19. ヤマガラ、20. シジュウカラ、21. ヒヨドリ、22. ウグイス、23. エナガ、24. メジロ、25. ムクドリ、26. シロハラ、27. アカハラ、28. ツグミ、29. ルリビタキ、30. ジョウビタキ、31. スズメ、32. ハクセキレイ、33. シメ、34. カワラヒワ、35. ドバト、36. ホンセイインコ