今日の日中は春先の陽気になるそうですが、朝は冷えます。林の入り口では、シジュウカラがさえずっていました。
最初の観察地ではリターンマッチを期待しますが、決着はついたようです。2戦目の勝者、シロハラは獲得したなわばりでガサガサをやっていて、敗者と思われるツグミは離れた場所にいます。ツグミのそばにはヒヨドリがいたので一悶着あるかなと思いましたが、とくに何事も起こりませんでした。ヤマガラは今朝もエゴノキの実を拾い、トントントンとくちばしで割って胚乳を食べています。遠くでアオゲラがケレケレケレケレケレと鳴きました。昨日の子でしょうか。
林の中心部には仲間がいて、オオタカがアオゲラを襲ったという話をしてくれました。狩りは成功しなかったそうですが、さっき聞こえたのは襲撃のときの声だったのでしょうか。果たして、観察定点の一つにオオタカがとまっていました。大きさや眉斑の太さから、タカオのようです。タカオは羽づくろいをするなど、リラックスしているようでした。飛翔を撮影するために待っていると、2羽のハシブトガラスがやってきました。タカオははじめ無視していましたが、近づいてきた2羽に挑発されると、飛びかかりました。これが三度繰り返されると、面倒になったのか少し離れた場所まで飛んでいきました。
探索を進めると、ヒッ ヒッという鳴き声が住宅地のほうから聞こえました。環境的にルリビタキはなく、ジョウビタキだろうと見当がつきます。声の方を見ると、民家のアンテナの上にジョビ子がいました。すぐに降りて見えなくなってしまいましたが、確認が取れればよいのです。ルリ子はなわばり内の少し離れた場所にいました。それをちらっと観察して仲間と話していると、シロハラがやってきました。いつもそこにいるメスです。水飲みか水浴びをすると思いましたが、ガサガサをし始めたので観察しました。そのすぐ近くではオスがガサガサをしています。メスのガサガサ音が聞こえるのでしょう、オスはメスの方をちらちら見ながら近づいていきます。距離が近くなると闘争に発展する可能性が高くなるので、飛翔の撮影設定にしたいところです。ところが現場は薄暗いので、感度を12800まで上げても全然暗くてダメでした。どうすればいいか考えているうちに、2羽の距離はますます近くなってきます。一触即発!と思いきや、オスはメスのそばでガサガサをし始めました。メスはそれを追い払うことなく、受け容れたかのようにガサガサを続けています。不意にメスが警戒声で鳴きながら、鳥たちのバッファーである玉川上水の茂みへ逃げ込みました。オスもそれにつられて一緒に飛び込みます。オオタカでも飛んだのでしょうか。やがて雌雄は戻ってきて、またガサガサを再開しました。非繁殖期、雌雄はなわばりをめぐってライバルになるはずですが、シロハラは違うのか、この2羽がなかよしなのか、興味深い観察でした。
この時期、シジュウカラも地上に降りてガサガサをしています。ヤマガラのようにエゴノキの実を拾うことはありませんが、どんなものを探しているのでしょう。以前はコナラのどんぐりの中から虫を取り出して食べるのを見ましたし、昨シーズンは小さなクモをくわえているのが記録できました。いずれにしても、小さな虫が目当てなのでしょう。ちなみにメジロはエノキの実を拾って食べます。
池にオカヨシガモの姿は見つかりませんでした。残念な結果は予想通りです。
1. カルガモ、2. ホシハジロ、3. キンクロハジロ、4. キジバト、5. オオバン、6. カイツブリ、7. カワウ、8. ゴイサギ、9. オオタカ、10. コゲラ、11. アオゲラ、12. リュウキュウサンショウクイ、13. ハシボソガラス、14. ハシブトガラス、15. ヒガラ、16. ヤマガラ、17. シジュウカラ、18. ヒヨドリ、19. ウグイス、20. エナガ、21. メジロ、22. シロハラ、23. ツグミ、24. ルリビタキ、25. ジョウビタキ、26. スズメ、27. ハクセキレイ、28. シメ、29. カワラヒワ、30. ドバト、31. ホンセイインコ