2025年11月7日の井の頭公園での野鳥観察記録

野鳥観察情報

最初の観察地へ足を踏み入れると、ププププというシロハラの地鳴き。そのシロハラとは別個体のツイーッという地鳴きも聞こえます。シロハラはヒサカキの実を食べていて、木の中から出てきません、シジュウカラたちは今朝もチュウゴクアミガサハゴロモ食べ放題に大はしゃぎ。通常よりも動きが素早いのです。鳥類学者・中村登流先生の表現を借りれば、張り切っているのかもしれません。擬人化いいんですよ。よくない部分は理解しますが、それに囚われるとつまらなくなります。愛好家は学者じゃありません。図鑑などで正しい知識を備えつつ、擬人化を全否定せず思い入れを入れて、野鳥観察を思いきり楽しめばよいのです。
シロハラを観ているとき、ツグミの声が何度もしたので振り返って高木の梢を確認しました。ツグミは今日も見えづらいと思いきや、私の頭上にとまっていたそうです。やられました笑 シロハラの個体数は増え、賞味期限切れだと思われていたミズキの実を食べていました。
今朝はあれだけ飛び回っていたシメが激減していたのが不思議でした。わずかにいたのですが、とにかく数が減りました。林ではほかにアトリの地鳴きを確認。当地では初認で、10月のつくばでの鳥類調査以来です。
池に降りると、カワウが新たなコロニーを目指して巣材を運ぶようすを再確認。個体数が増えてきました。近くで調査に来ていた業者さんに詳しく情報共有しました。さあ、どうなるでしょう。今後のなりゆきに注目しています。

1. ヒドリガモ、2. カルガモ、3. ホシハジロ、4. キンクロハジロ、5. キジバト、6. オオバン、7. カイツブリ、8. カワウ、9. ゴイサギ、10. アオサギ、11. ツミ、12. カワセミ、13. コゲラ、14. モズ、15. ハシボソガラス、16. ハシブトガラス、17. ヤマガラ、18. シジュウカラ、19. ヒヨドリ、20. ウグイス、21. メジロ、22. ムクドリ、23. シロハラ、24. アカハラ、25. ツグミ、26. ジョウビタキ、27. スズメ、28. キセキレイ、29. ハクセキレイ、30. ビンズイ、31. アトリ、32. シメ、33. カワラヒワ、34. アオジ、35. ドバト、36. ホンセイインコ

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