2025年11月2日の井の頭公園での野鳥観察記録

野鳥観察情報

住宅地にジョビ子の姿はありませんでしたが、1羽のツグミがケケッと鳴いて飛んでいきました。その後出会ったいつもの子たちの混群は、なぜか電柱電線に群れています。エナガが電線にとまる姿を久しぶりに見ました。

最初の観察地は静かで、住宅地側から混群の声が聞こえます。さきほどの群れは、ふだんここで見かける子たちだったのかもしれません。上空をシメが通過していきましたが、空が見える面積は狭く、姿を捉えられませんでした。

探索を進めると、キビタキの地鳴きが聞こえます。声のほうに目を凝らすと、追いかけ合う小鳥たちが見えました。2羽は弧を描くように飛び、やぶの暗がりに消えます。そういえば、以前アカハラとマミチャジナイを観察しているとき、キビタキは目の前でくるくる延々と追いかけ合っていました。

キビタキ

今朝も我孫子のバードフェスへ向かうため、詳しく観察している時間はありません。仲間への挨拶もそこそこに、探索を進めました。シメが上空を通過する声が聞こえます。鳴き声から複数いることがわかります。あるポイントにいるとき、エナガの警戒声が聞こえました。見える場所に移動すると、つがいと思われる2羽が木の梢近くにとまり、体の向きだけを変えて、周囲を警戒しています。そのとき、ピヨピヨにぎやかな声とともに、カワラヒワの大きな群れが飛び立ちました。20、30羽はいたでしょうか。冬鳥で飛来した群れに違いありません。上空に猛禽類は見つかりませんでしたが、エナガの行動と考え合わせると、どこかにいたのかもしれません。カワラヒワたちはイヌシデの実を食べに、再び同じ木にとまりました。

定点のオシドリは不在でした。近くでジョウビタキが鳴いています。今朝もカモがほとんどいない池を確認しつつ、足早に七井橋を渡っていると、カワセミが飛んできてスワンボートの近くにとまりました。スワンボート背景の飛翔を撮りたいところでしたが、時間を考えて撮影を諦めました。

冬鳥が続々と渡ってきています。今シーズンはおもしろくなる予感がします。

1. ヒドリガモ、2. カルガモ、3. キンクロハジロ、4. キジバト、5. カイツブリ、6. カワウ、7. カワセミ、8. コゲラ、9. モズ、10. ハシボソガラス、11. ハシブトガラス、12. ヒガラ、13. ヤマガラ、14. シジュウカラ、15. ヒヨドリ、16. ウグイス、17. エナガ、18. メジロ、19. ムクドリ、20. ツグミ、21. キビタキ、22. ジョウビタキ、23. スズメ、24. ハクセキレイ、25. シメ、26. カワラヒワ、27. ドバト、28. ホンセイインコ

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