2025年11月5日の井の頭公園での野鳥観察記録

野鳥観察情報

今朝も冷え込みました。住宅地では2羽のカワラヒワが上空を飛んでいき、遠くからモズの高鳴きが聞こえます。

最初の観察地に入ると、キュキュキュというツグミの声が断続的に聞こえます。シメのキーンキーン、ピチピチッという声もにぎやか。ジョウビタキの声も聞こえます。さあ、どの鳥を狙おうか。わたしの心はぶれぶれです。昨日までの観察で行動が読めるシメを狙うことにし、エノキの高い位置を確認します。するとイヌシデの方向からキーン キーンと複数の鳴き声が聞こえ、ケヤキとエノキにとまっていた子も飛び立ち、合流して飛び去りました。10羽の群れでした。それならとツグミの姿を求めますが、なかなか姿を現してくれません。結局見つけられず終いで、ジョウビタキの声も聞こえなくなりました。三鳥を追うものひとつも得られずといった体たらくでしたが、ケヤキにとまったシロハラと上空通過のアカハラは確認できました。

今朝は郊外の印刷所へ向かう関係で時間がなく、林の中心部を足早に抜けました。池に降りると、1日ぶりにリュウキュウサンショウクイの声が聞こえました。池ではカルガモが輪になっていました。これは!と思った通り、ヒンッという声を出して求愛行動といわれているディスプレイを行いました。複数個体が行ったあと、集まりは散開しました。

探索中、しょっちゅうシメとツグミの鳴き声が聞こえ、上空を飛んでいきます。観察の締めくくりでは、池のほとりのヒマラヤスギのてっぺんに群れがとまりました。やはり今シーズンは冬鳥がおもしろくなりそうです。

1. ヒドリガモ、2. カルガモ、3. マガモ、4. ホシハジロ、5. キンクロハジロ、6. キジバト、7. オオバン、8. カイツブリ、9. カワウ、10. アオサギ、11. コゲラ、12. リュウキュウサンショウクイ、13. モズ、14. ハシボソガラス、15. ハシブトガラス、16. ヤマガラ、17. シジュウカラ、18. ヒヨドリ、19. ウグイス、20. エナガ、21. メジロ、22. シロハラ、23. アカハラ、24. ツグミ、25. キビタキ、26. ジョウビタキ、27. スズメ、28. ハクセキレイ、29. シメ、30. カワラヒワ、31. ドバト、32. ホンセイインコ

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