久しぶりの秋晴れです。雨上がりの澄んだ空を見上げました。日差しは相変わらずきついので、不利だとわかっていながら、サングラスをかけて目を保護します。そういうときにイベントは起こるもので、カラスが数羽まとまって飛んでいると思ったら、小さなタカが混じっていました。体格差からツミだとわかり、カラスに突っかかる動きで確信。ただ、サングラスをかけたままの慣れない撮影は、遅れのもとでした。まあ、少し記録できたので、それでよいのですが。
林に入り、最初の観察地を確認します。今朝も活発な混群がいて、シジュウカラはチュウゴクアミガサハゴロモを捕食していました。ヤマガラはマイペースにエゴノキの実を食べています。虫より木の実のほうが好きなんかな。この混群の中に、鋭く飛び、停空飛翔する鳥がいました。近くに飛んできて、とまったシルエットは立つ姿勢です。確認するとキビタキでした。
ミズキの実を食べに来ていたというアオバトの姿は見つからず、時間がなかったので足早に観察を進めました。私が毎朝ひっつき虫をくっつけていた草むらは、草刈りが入りました。園路は刈り、そうでないところは残す、バランスのよい刈り方だと思いました。市民の意見もバランスよく汲んでもらいました。
池に降りると、オオバンにキンクロハジロの一群がいましたが、今朝もヒドリガモの姿は見当たらず。外来のコカナダモが刈り取られて食べる草がない池などは、水面採食ガモにとって滞在したいと思う環境ではないのでしょう。水質がよければ在来の水生植物が生えてきますが、かいぼりを行わないと叶わないでしょう。持論に固執して強硬にかいぼりに反対する人たちが、障害になっています。公園は一部の声の大きな人たちのものではありませんから、管理者には市民の希望にかなった施策を行なってほしいと思います。
1. カルガモ、2. キンクロハジロ、3. キジバト、4. アオバト、5. オオバン、6. カイツブリ、7. カワウ、8. ツミ、9. コゲラ、10. モズ、11. ハシボソガラス、12. ハシブトガラス、13. ヤマガラ、14. シジュウカラ、15. ヒヨドリ、16. エナガ、17. メジロ、18. キビタキ、19. スズメ、20. ハクセキレイ、21. ドバト、22. ホンセイインコ