2026年8月15日の井の頭公園での野鳥観察記録

野鳥観察情報

風がなく、探索にはとても有利な条件でしたが、小鳥がいません。ところどころ立ち止まって動く影、葉の揺れに注目しますが見つかりません。ミゾゴイの再発見もありませんでした。このところ毎日のように混群が見つかっている場所まで行けば今日もいるだろうと踏んでいましたが、あっさり空振り。それなら池に降りる手前のあそこだと期待するも空振り。メジロの記録は住宅地を飛んでいたものです。小鳥たちはいったいどこへ行ったのでしょう。

池へ向かう道すがら、木の柵にとまっているニイニイゼミを見つけました。観察していた友人に「昨日シジュウカラが食べていましたよ。翅が光に透けてステンドグラスみたいだった」と話しながら見ていると、体を震わせています。それをじっと見ているうちに気づきました。メスが産卵しているのです。ニイニイゼミの産卵シーンは記録していなかったはずなので、iPhoneで撮影を始めました。産卵管を柵から抜いて、次の場所へ変えるときに撮影をやめようと思って回し続けたら、7分以上にもなってしまったので切り上げました。その間、自然観察同好の士が次々に通りがかり足を止めます。「産卵を終えればエネルギーを使い果たして死ぬだろう」、「それこそが本望」、「生きものは次の世代につなぐことが仕事」といった話を交えてセミ談義に花を咲かせながら、昨日シジュウカラがニイニイゼミを捕らえてさばいていた場面を思い起こしていました。多くの生きものが生命をつなぐために多くの個体を生み出して貢献するセミ。それを利用する鳥。健気に卵を産みつけるセミ。その場で観察していた4人は直接言葉にはしませんでしたが、この生命の循環に感動していたに違いありません。言葉にしなくても共感してくれる仲間が素敵だと思う時間でした。

池に降りても小鳥の声は聞こえません。ゴイサギは昨日とはまた違う位置にいて、今朝はねぐらの木の隣の隣、アカメガシワにいました。カイツブリは合成のためのクロマキー撮影用のグリーンバックのような池を背景にたたずんでいます。観察すると、ほとんどないも同然の尾羽が立っていて、これは資料用にいただき!とばかり撮影しました。

1. カルガモ、2. キジバト、3. カイツブリ、4. カワウ、5. ゴイサギ、6. ハシボソガラス、7. ハシブトガラス、8. ヒヨドリ、9. ツバメ、10. メジロ、11. スズメ、12. ドバト、13. ホンセイインコ

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