暑さがさらに増してきました。住宅地の観察から林へ。
最初の観察地では鳥の気配が少ないと最初は感じたものの、シジュウカラとメジロの声をキャッチして観察しているうち、ヤマガラを見つけました。ヤマちゃん、久しぶりのお出ましです。その行動を観察すると、木の上でなにか小さな実をくわえとり、自慢のハンマービルでトントンやっています。カメラのファインダーに入っている葉の形を見て、ケヤキだとわかりました。葉の根元にはまだ緑色の実がついています。つまりヤマちゃんはケヤキの実を食べていたのです(あるいはその中に虫がいたりして)。これは初めての観察でした。今月末で毎日観察は満21年。22年目になりますが、初めての観察です。ヤマちゃんはその後移動し、わたしはシジュウカラの小群やヒヨドリを観察していました。するとツツピー ツツピーとヤマちゃんのさえずり(声量小さめ)が聞こえてきたので、声の方へ移動して探しました。さえずりのイメージで木の梢付近を見ますが、見つかりません。ええ、どこなん?と見回していて、ふと低い位置に目を向けると、なんとヤマちゃんはエゴノキの中にいました。目線より少しだけ上くらいの低い位置です。弱いさえずりはやめて、エゴノキの中で動かずひっそり過ごしています。これが夏の換羽期の動きなんだと思いながら観察。3分ほどとまっている位置を動きませんでした。その後、動き始めたと思えば、なにかをつかんでヒサカキのほうへ飛んでいきました。何を持ってるんだろうとついていくと、エゴノキの実をトントンしています。初物でしょうか、これからヤマガラ観察が楽しみです。前シーズンはエゴノキの実を貯蔵する場面を何回か撮影できました。今シーズンはよりよい写真と動画を撮りたいものです。
林の中心部で探索を始めてまもなく、遠くの小鳥の動きが見えました。双眼鏡で確認すると、ムシクイです! 出た!とカメラに持ち替えて証拠記録を狙いますが、遠すぎるうえに枝葉がかぶってくるのでまともには撮れませんでした。ピンボケの数枚を検討し、下嘴の明るい橙色、上面のオリーブ褐色、下腹の黄色み、観察時期からセンダイムシクイと同定しました。よりしっかりした記録写真をと思い歩いていると、ハシブトガラスがアブラゼミを食していました。おお、明日の観察会の資料だ!と撮影していると、ひと回り小さな鳥が滑空してカラスに向かっていきます。直感的にツミだとわかりました。ツミはその後、セミを追って林の中へ飛んでいきました。カラスとツミは旬のセミを奪い合うライバルというわけですね。ツミが再び現れると思いましたが、なかなか姿を見せないのでムシクイ探しを再開。でも見つかりませんでした。ケッケッケッと遠くでアオゲラが鳴いたと思いましたが、グランドで柵を張るために杭を打つ音でした。よく自転車のブレーキ音をカワセミの声と聞き間違えるといいますが、それよりも高度な聞き間違えかもしれません。
池に降りましたがツバメの大きな群れや、そこに混じっているアマツバメはいません。ニッ ニッとツバメの声がして、何羽かはいました。その後、飛んでいる姿が見つからないのに声がするので周囲を確認すると、幼鳥が数羽、ボート小屋の屋根の手すりにとまって休んでいました。
1. カルガモ、2. キジバト、3. カイツブリ、4. カワウ、5. ツミ、6. ハシボソガラス、7. ハシブトガラス、8. ヤマガラ、9. シジュウカラ、10. ヒヨドリ、11. ツバメ、12. センダイムシクイ、13. メジロ、14. スズメ、15. ドバト、16. ホンセイインコ