2025年10月4日の井の頭公園での野鳥観察記録

野鳥観察情報

昨日の朝と同じで、窓を開けるとモズの高鳴きが聞こえてきました。例によって避雷針の上でけたたましく鳴くシルエットが見えます。こんな緑の少ない住宅地でええんかい!と突っ込みたくなりました。

ヒヨドリが渡っていきます。数羽の小さな群れから十数羽の群れまでいろいろ。南の岬に集結し、大群が海を越えていく光景を想像しました。いろいろな鳥たちが渡っていくようすから、秋という季節を感じられるのは素晴らしいことです。
林に入り、本格的な探索を始めます。すれ違った友人から水場がヒタキ類でにぎわっていたよ、なんて話も聞きますが、わたしは情報に基づいて動くのではなく、あくまでも自分で見つけたいので直行はしません。あとで通りかかったときにようすを確認すればよいのです。毎朝の観察ポイントを確認していくと、園路を右から左へ水平に飛んでいく鳥の影。ミズキの木を横切るとき、パシッと実を採っていったように見えました。長い飛距離を根性で追い、とまった位置を双眼鏡で確認すると、見目麗しいキビタキのオスでした。そのくちばしは実をくわえていませんでしたから、ミズキの実のフライングキャッチは失敗だったようです。キビタキが飛んできた方にはエゾビタキもいたのですが、カラス数羽が乱入してきて騒いだのでどこかへ逃げてしまいました。林のようすは昨朝と同じ感じで、キビタキの小さな群れが追いかけっこをしながら虫やら果実やらを採食。秋の渡りらしい観察でした。

1. カルガモ、2. キジバト、3. カイツブリ、4. カワウ、5. ゴイサギ、6. アオサギ、7. カワセミ、8. コゲラ、9. モズ、10. ハシボソガラス、11. ハシブトガラス、12. ヤマガラ、13. シジュウカラ、14. ヒヨドリ、15. メジロ、16. ムクドリ、17. エゾビタキ、18. キビタキ、19. スズメ、20. キセキレイ、21. ハクセキレイ、22. ドバト、23. ホンセイインコ

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