朝は気温が下がりましたが、どんより曇っていて湿度が高く、蒸し暑い日です。日差しは相変わらずきつく感じます。
今日も無風なので、木々の中を飛ぶ鳥の影をつかみやすい好条件です。でも鳥たちは葉の重なりの向こうを動き、種が同定できる位置にとまってくれません。ようやくキビタキを確認することができました。林は昨日までと同じような展開なので、しばらく探索してから移動します。ヤマガラ数羽がエゴノキの実をよく採食していました。ムシクイやヒタキが混じっていないか探しますが、見つかりません。
ゆっくり探索を進めながら池へ。インコがツミに襲われたときの声が聞こえたので、「鬼ごっこ」が開催されていることがわかります。橋に出ると、ちょうどツミがインコを追いかけていました。インコが多い場所にツミも集まるので、移動しているとカワセミがいます。モツゴを捕らえたカワセミを撮影したあと、コガモがいるのに気づきました。今シーズンは初認が遅かったですが、ようやく冬ガモ確認です。1羽きりなので、明日にはいないかもしれませんが。
しばらく橋の上で「鬼ごっこ」を撮影していると、遠くのラクウショウの梢に小鳥がとまるのが見えました。ヒタキに見えたので確認すると、胸に明瞭な縦斑がありました。エゾビタキです。渡りの途中で少し休憩というところなのでしょう。季節の動きを実感できるのがうれしいですし、長旅おつかれさまと言いたいです。やはり市街地の緑地は渡りの鳥たちの生命線ですから、大切にしたいですね。
1. カルガモ、2. コガモ、3. キジバト、4. カイツブリ、5. カワウ、6. ゴイサギ、7. ツミ、8. カワセミ、9. コゲラ、10. オナガ、11. ハシボソガラス、12. ハシブトガラス、13. ヤマガラ、14. シジュウカラ、15. ヒヨドリ、16. メジロ、17. ムクドリ、18. エゾビタキ、19. キビタキ、20. スズメ、21. ハクセキレイ、22. ドバト、23. ホンセイインコ