2025年10月14日の井の頭公園での野鳥観察記録

野鳥観察情報

曇って冷たい風が吹き、少し肌寒いくらいの朝でした。早朝からハクセキレイがよく動き、遠くからは、高速で飛びながらキャラキャラ鳴くホンセイインコの声が聞こえます。
最初の観察地ではシジュウカラが地上に降りたり、樹上に上がったりを繰り返しています。細かく観察すると、やはりチュウゴクアミガサハゴロモを採食していました。メジロも同様で、ヤマガラだけはエゴノキの実を食べています。混群の鳥たちが活発に動いているのは、この虫がたくさんいるので、はしゃぎ気味なのかもしれません。

探索を進めると、ミズキの木にキビタキが来ていました。複数羽いると、すぐに追いかけっこをしてしまって、写真を撮るのはなかなか難しいものがあります。いずれにしても、この季節ならではを確認でき、順調な観察です。ツグミ属が少ないね、シロハラは初認されたきりだしね。行き合った仲間とそんな会話をしたあと、探索を進めているとマミチャジナイに出会いました。エノキの実がお目当て?それともイイギリの実? そういう観察ができない、ちょっとシャイな子でした。

そのポイントの観察を終えると、パンツには盗人の足跡の形をしたひっつき虫が多数ついています。毎回ひっつき虫を取るのは面倒ですし、帰化植物の種をあちこち撒いてしまっています。自然再生を望むのも結構ですが、園路だけは草刈りしてほしいものです。園路なのですから。草は刈る、落ち葉は残す。管理にはバランスが大切です。
昨日の賢いコサギの観察を楽しみに池へ降りましたが、今朝は姿が見当たりませんでした。

1. ヒドリガモ、2. カルガモ、3. キンクロハジロ、4. キジバト、5. アオバト、6. カイツブリ、7. カワウ、8. アオサギ、9. ツミ、10. コゲラ、11. モズ、12. ハシボソガラス、13. ハシブトガラス、14. ヤマガラ、15. シジュウカラ、16. ヒヨドリ、17. ツバメ、18. エナガ、19. メジロ、20. マミチャジナイ、21. キビタキ、22. スズメ、23. ハクセキレイ、24. ドバト、25. ホンセイインコ

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