窓を開けると、モズの高鳴きが聞こえました。マンションの向かいの棟の避雷針やアンテナにとまったことがありますから、迷わず見てみると案の定でした。20年も見ていると、経験からいる位置を予想できることがたくさんあります。メスのモズはけたたましく鳴いたあとに飛び去りましたが、私が外へ出ると、同じ位置に戻って再び高鳴きしていました。住宅地では再びキセキレイの声。季節移動ですね。
最初の観察地では数十羽の大混群に出会いました。エナガの大きな群れに3か所で出会い、いずれも他種が混じっていました。林の中心部には今朝もキビタキがいます。咋朝のようなおもしろい場面を観察する機会はありませんでしたが、ミズキの種を吐いていました。その後出会ったのはキビタキのみ数羽の群れです。群れの中の一羽がエノキの樹上で、アオマツムシのような虫を捕食しました。同じキビタキでも、あるものはミズキの実、またあるものは樹上性の昆虫と、こういうところからも秋という季節を感じられますね。そんなことを考えていたら、オスに出会いました。メスタイプ数羽にオスは一羽と数が少ないので、うれしい気分になります。
1. カルガモ、2. キジバト、3. カイツブリ、4. カワウ、5. ツミ、6. コゲラ、7. モズ、8. ハシボソガラス、9. ハシブトガラス、10. ヤマガラ、11. シジュウカラ、12. ヒヨドリ、13. エナガ、14. メジロ、15. キビタキ、16. スズメ、17. キセキレイ、18. ハクセキレイ、19. ドバト、20. ホンセイインコ