2025年11月8日の井の頭公園での野鳥観察記録

野鳥観察情報

晴れの予報でしたが、どんより曇っています。ヒヨドリの声も聞こえず静かだなぁと思いつつ自宅を出ると、シー シーとシメの声が上空から聞こえてきました。見上げると6羽の群れが飛んでいくのが見えます。群れは散開しているので、1枚の写真に収めることはできませんでした。住宅地を進んでいくと、当地では珍しいトビが帆翔しています。すかさずカラスがかかっていくと、トビは面倒そうに飛び去りました。少し進むと、アンテナの上に小鳥がとまっています。モズだろうと思いましたが、ジョウビタキでした。角度が違うと見え方が変わるものです。決めつけはいけませんね。
林に入りましたが、昨日までの冬鳥のにぎわいが消えてしまったような静けさ。渡っていってしまったのか、気温が上がると動き出すのかわかりませんでした。池を降りる手前でエナガの混群に出会い、しばしじっくり観察。ムラサキシキブの実の中にいるカラフルな光景がメルヘンでした。やはりエナガのかわいさは格別です。池に降り、定位置のアオサギとゴイサギを確認。その後、なわばり争いのカワセミ2羽に出会い、構えました。ケンカすればシャッターチャンスです。いつ噛み合い、蹴り合ってもおかしくない一触即発の状態でしたが、なかなか試合が始まりません。でも、その状況で場を離れるわけにはいかないので、粘ります。知人もやってきて一緒に待ちました。片方が挑発するように短く飛ぶのですが、もう片方は流しているような感じもあります。終始そっぽを向いているようすが滑稽でした。ボートの営業が始まり、カワウやキンクロハジロが飛んでいくので撮りながら勝負を待ちます。不意にゴイサギも飛びました。でもカワセミたちは膠着状態で、期待する格闘シーンは観られません。結局40分以上待って、ボートが突っ込んできて強制解散となってしまいました。写真は撮れませんでしたが、あとの展開をイメージして長時間粘るという経験値を積むことができました。

1. ヒドリガモ、2. カルガモ、3. ホシハジロ、4. キンクロハジロ、5. キジバト、6. オオバン、7. カイツブリ、8. カワウ、9. ゴイサギ、10. アオサギ、11. トビ、12. カワセミ、13. コゲラ、14. モズ、15. ハシボソガラス、16. ハシブトガラス、17. ヒガラ、18. ヤマガラ、19. シジュウカラ、20. ヒヨドリ、21. エナガ、22. メジロ、23. ムクドリ、24. シロハラ、25. ツグミ、26. ジョウビタキ、27. スズメ、28. キセキレイ、29. ハクセキレイ、30. シメ、31. カワラヒワ、32. ドバト、33. ホンセイインコ

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