台風の接近に伴って雨が降る前にひと回り。池に渡りの冬ガモがいたと聞き、気になりつつも林の探索をおろそかにしてはいけないので、いつも通り探索を進めます。林はどんより曇っていて暗く、小鳥を見つけるのには厳しい条件。いつも以上に集中して目を凝らします。最初の観察地でシジュウカラ、メジロの混群を見つけたものの、最近の傾向通り中心部は閑古鳥です。比較的よく見かけるあたりで、ようやく1羽の小鳥を捉えました。暗くて葉が茂っていてよく見えませんが、動いたときのスリムな体形と小ささから、ムシクイだとわかりました。下嘴の地味な色からセンダイムシクイではないのは明らかですが、暗いのでミラーレスカメラでの観察では同定が難しい状況です。それでも脚がピンク色であることはわかり、撮影した写真を見返してエゾムシクイだと確認。単独でいました。エゾはガを捕食したようでしたが、写真を見返すと外来種のチュウゴクアミガサハゴロモのようです。
池に降りて渡りのカモを探しましたが、すでにもぬけのからでした。観察した仲間に写真を見せてもらい、シマアジだったことがわかりました。ツミとインコの合戦はひと休みのタイミングのようでした。
1. シマアジ、2. カルガモ、3. キジバト、4. カイツブリ、5. カワウ、6. ゴイサギ、7. アオサギ、8. コサギ、9. ツミ、10. カワセミ、11. コゲラ、12. オナガ、13. ハシボソガラス、14. ハシブトガラス、15. ヤマガラ、16. シジュウカラ、17. ヒヨドリ、18. エゾムシクイ、19. メジロ、20. スズメ、21. ドバト、22. ホンセイインコ