2025年8月24日の井の頭公園での野鳥観察記録

野鳥観察情報

昨日よりも暑さが増したような体感です。住宅地は今朝も静かで、鳥の姿は見えませんでした。最初の観察地にはオナガの群れが訪れていて、地上近くでなにやら動いています。警戒されないよう、じっと動かずにようすを観察していました。特筆することはなかったのですが、このところオナガの群れの動きが活発になっているようです。
夏鳥を探していると、ヤマガラが現れました。とまった木はエゴノキでしたから、実が目当てであることはすぐに見当がつきました。ヤマガラは不意に現れたもう1羽に追い立てられるように飛びましたが、しっかり実をくわえていて、横枝にとまって実から種子を取り出しました。それを食べずに、くわえて木の幹に移動します。昨朝観察したのと同じで、種子を貯蔵しようというわけです。ソメイヨシノの樹皮のコケが生えていない位置でごそごそしたかと思うと、くちばしに何もくわえていなかったので、隙間にでも埋め込んだに違いありません。ところが収まり具合が気に入らないのか、再び種子を取り出してくわえると、ほかの場所へ移動しました。そこでも種子の貯蔵を試みますが、やはり気に入らないようで移動。これを繰り返していました。なかには折れた細い枝先で試す場面もあり、(おいおい、そこは無理やろ)思わず心の中で突っ込みました。ヤマちゃんは数ヶ所で貯蔵を試みたものの、しっくりいかないようで、種子をくわえて飛んでいってしまいました。試行錯誤するようすが人間ぽくて、興味深い観察でした。

池ではカワセミがサナエトンボと一緒に枝にとまっていました。ダイビングするところを撮影しましたが、撮影はまたもや失敗。少し撮影法を工夫しようと思います。

1. カルガモ、2. キジバト、3. カイツブリ、4. カワウ、5. カワセミ、6. コゲラ、7. オナガ、8. ハシボソガラス、9. ハシブトガラス、10. ヤマガラ、11. シジュウカラ、12. ヒヨドリ、13. メジロ、14. スズメ、15. ドバト、16. ホンセイインコ

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