おだやかに晴れ、人が少ない、年末らしい雰囲気が好きです。東京に生まれ育って半世紀。一年中これくらいの人口だと快適なのにと、正月を迎えるたびに考えてしまいます。首都一極集中は、解決すべき大きな課題です。
カキノキレストランを覗くと、エナガの群れが来店していました。もっぱら虫を食べるエナガですから、カキなんか食べないだろうと思っていましたが、食べています。実の中の虫ではなく、果肉そのものを食べていたことは撮影した写真からわかりました。虫が少なくなる真冬は樹液もなめるので、熟れてジューシーなカキの実の果肉ならば食すのでしょう。誰かこの木は渋柿だと言っていましたが……。エナガたちは味見程度でカキノキレストランを後にすると、低木に移ってカイガラムシを食べていました。そう、彼らのお目当てはやはりこちらです。メジロは相変わらず高いテンションで、合戦を繰り広げていました。
エナガの群れにヤマガラ、シジュウカラ、メジロがついていき、混群になりました。それを観察していると、鳥たちが一斉に警戒の声を出しました。見るとハト大の鳥が低空を滑空していきました。ハイタカ?ツミ?いやハトか? 飛んでいった方を確認しに行きましたが、しかとわかりませんでした。
探索を進めると久しぶりにヒガラの声。ヒノキやスギで虫を探しています。2羽いて、それぞれ木の中にいるのはわかっているし、動きも見えているのですが、なかなか出てこないので撮影には苦労しました。たまーに目が合い、そのかわいさを再認識。個人的に3大かわいい小鳥として認定しています。ほかの2種はシマエナガとキクイタダキですね。
友人がリュウキュウサンショウクイがカメムシを捕食した場面を観察。カメムシ好きのリュウキュウらしい生態を撮影していました。その後、少し変わった声色のルリビタキを観察し、2羽同時に確認。かなり変わった声でした。
1. カルガモ、2. キンクロハジロ、3. キジバト、4. オオバン、5. カイツブリ、6. アオサギ、7. カワセミ、8. コゲラ、9. アオゲラ、10. リュウキュウサンショウクイ、11. オナガ、12. ハシボソガラス、13. ハシブトガラス、14. ヒガラ、15. ヤマガラ、16. シジュウカラ、17. ヒヨドリ、18. ウグイス、19. エナガ、20. メジロ、21. シロハラ、22. ツグミ、23. ルリビタキ、24. スズメ、25. キセキレイ、26. ハクセキレイ、27. シメ、28. カワラヒワ、29. ドバト、30. ホンセイインコ