洞峰公園2026年冬の鳥類調査と野鳥観察会

イベント

2026年1月24〜25日開催

毎回楽しみな洞峰公園(つくば市)での鳥類調査と野鳥観察会の冬開催。24日の鳥類調査では、NPO法人バードリサーチの神山和夫さんに協力してもらいました。池のカモの攻略が課題だったからです。林の鳥の調査は私主体で進め、池のカモの調査では神山さんに調査のプロのノウハウを披露していただき、勉強させてもらいました。

翌日の野鳥観察会には約80人の応募があったそうです。さすがにその人数で会を運営するのは困難なので、およそ半数の方に参加していただきました。最初に挨拶をしていると、エナガ7羽の群れが近くを通り過ぎていきます。幸先いいですねと、双眼鏡の使い方をレクチャーし、歩き始めてすぐに出てきてくれたのはシジュウカラ。比較的見やすい位置だったので、大人も子供もしっかり観察できました。「黒い線が太いからオスですね!」といった話をしますが、その子は移動しません。そのうち、かたまってしまいました。これはおかしい、近くに天敵がいるのではないでしょうか、という話をして上空を見回しましたが、タカの姿はありません。なおも動かないシジュウカラ。完全にフリーズしています。そのとき、シジュウカラがヒーピピという声で鳴くのと同時に、水平に飛ぶ鳥の影が横切りました。シジュウカラよりひと回り大きく、栗色で尾羽が長いその飛翔姿はモズです。なるほど、モズはシジュウカラを捕食してしまうこともある天敵。近くにモズが来たので、警戒して動きを停めていたということですね。さあ、そのモズを見てみましょう、ということで移動してみると、モズは水平な枝にとまっていて、見やすい状況でした。大人数で注目していますが、逃げずに尾羽を回しながら地上を見ています。たまに地上へ降下しますが、虫は捕れていません。そんなようすを双眼鏡だけでなく、望遠鏡でもばっちり観察することができました。参加者からはふくらんでいてかわいいとか、嘴が鋭くて迫力あるといった声が上がります。

人おじしないモズだった

モズをたっぷりいただき、移動しました。前日の調査でヒガラとキクイタダキ数羽を確認したアカマツポイントへ移動してみると、林床をトコトコ歩く小鳥が。アカマツ林が大好きなビンズイです。ビンズイは複数いて、数えてみると8羽でした。以前はアカマツ林で確認できたのですが、冬鳥が少ない前シーズンには確認できませんでした。今回再び確認できたのはとてもうれしい観察です。

前シーズンは見られなかったビンズイ。アカマツ林に8羽いた

すでにお腹が満たされた感もありますが、まだまだ始まったばかりです。その後は目立った動きがなかったのですが、池に出るところで背後の植え込みに出入りするアオジを見つけ、池に背を向けて植え込みとグランドを観察することに。アカハラも植え込みに入っていきました。アオジ数羽に加え、ツグミ、ジョウビタキまで出てきてくれて、大サービス。みんなでたっぷり観察できました。

アオジは数羽いて、よく観察できた
ツグミとジョウビタキが近くで行動していたが、最後はジョウビタキが追い払われてしまった

その後、池のカモを観察しているとき、グワというカラスのひと声が聞こえたので見上げると、カラスよりひと回り小さな猛禽類が一緒に飛んでいます。確認するとハイタカのオスでした。ハイタカは眼下を睨んだあと、速度を上げて飛んでいきました。充実した観察に誰もがお腹いっぱいになったところで、風が強くなってきました。いい時間だったので室内会場へ移動して鳥合わせと講評、質疑応答としました。

今シーズンは小鳥もハイタカも多いようだ

今回も参加者のみなさんにたっぷり楽しんでいただけました。次回は4月26日日曜日に開催の予定です。今年の春の渡りはどういう展開になるのでしょう。今から楽しみです。

観察種(前日の鳥類調査で確認したクイナやキクイタダキなど7種を含む)

1. トモエガモ、2. ヒドリガモ、3. カルガモ、4. マガモ、5. オナガガモ、6. コガモ、7. キジバト、8. クイナ、9. バン、10. カイツブリ、11. ゴイサギ、12. アオサギ、13. ダイサギ、14. コサギ、15. ハイタカ、16. カワセミ、17. コゲラ、18. モズ、19. ハシボソガラス、20. ハシブトガラス、21. ヒガラ、22. ヤマガラ、23. シジュウカラ、24. ヒヨドリ、25. ウグイス、26. エナガ、27. メジロ、28. キクイタダキ、29. シロハラ、30. アカハラ、31. ツグミ、32. ジョウビタキ、33. ハクセキレイ、34. セグロセキレイ、35. ビンズイ、36. シメ、37. カワラヒワ、38. アオジ、39. コジュケイ、40. ドバト

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