猛暑が続き、外へ出るのがしんどくなってきます。鳥も少ないし、しばらく夏休みにしたらという声もありますが、その理由では観察を休みません。鳥が少ないなら少ないで、データとなります。観察を楽しみながら、環境保全のための基礎データを蓄積するのが、この活動の重要な意義です。まあ、そうはいってもなかなかしんどく、今朝は林の中でも30℃を超えていましたし、風がなかったので、しんどさ倍増でした。
暑さは鳥たちも感じていて、ヒヨドリとカラスらは口を開けて暑そうにしています。シジュウカラとメジロの声はよく聞こえますが、木の日陰から出てきません。池に出ればカワセミも口を開けていました。このサイズの鳥が口を開けると、猛暑日の証というのは私のなんちゃって法則ですが、実際に日なたでは温度計が35℃前後でした。2個体のカワセミが何回かダイビングを披露してくれましたが、木陰にとまることが多かったのが印象的でした。1羽はずっとサクラの木の陰にいて、出てきませんでした。直射日光を避けて木陰で細かく動くカワセミを見ながら、地球と私たちの生活はこれからどうなってしまうだろうと考えるのでした。
1. カルガモ、2. カイツブリ、3. カワウ、4. カワセミ、5. ハシボソガラス、6. ハシブトガラス、7. シジュウカラ、8. ヒヨドリ、9. ツバメ、10. メジロ、11. スズメ、12. ドバト、13. ホンセイインコ