家を出ると、2羽のメジロがチュルルルルと鳴きながら飛んでいきました。植栽のクスノキにいたようです。住宅地を歩いていると、ジッという声が2回聞こえました。アオジの声です。立ち止まって周囲を確認すると、民家の庭木に2羽いました。そこにメジロも加わります。枝がごちゃごちゃしていましたが、3羽が一緒にいる楽しげな画でした。そのときタッというジョウビタキのひと声が聞こえ、鳥の影が頭上の屋根に入っていくのが見えました。確認するためにアオジ観察をいったん中断し、屋根の上が見える位置に移動します。するとアンテナに小鳥がとまっていました。ジョビ子でした。このところ声も聞いておらず、ずいぶん久しぶりです。アオジといい、ジョビ子といい、冬鳥の新手が到着しているのかもしれません。
カキノキレストランにはお客さんがおらず、メジロ合戦もやっていないようです。そのまま林へ入っていきます。最初の観察地では、エノキの木の高みにモズがとまっていました。休んでいるようで、じっと日向ぼっこをしているようでした。下の方にはシメがとまっています。しばらくすると、モズもシメも飛んでいきました。
ツグミが減ったような印象で、シロハラは見ませんでした。そんななか、シメはよく動いています。ある子はミズキに残った実を次々に食べていました。枝のまたにイラガのまゆがあるのを見つけると、これを食べようと試みましたが、嘴の形やサイズが合いません。上から下から横から、なんとか食べようとするのですが、どうにもなりませんでした。シメはあきらめて、再びミズキの実を食べていました。
その後、友人が見つけたツミを確認し、いつもの子たちの混群を観察。先日、群れを観察していてスゴイ能力を目の当たりにしたので、彼らを見る目が変わりました。新たな発見を期待し、群れの動きに注目します。群れの規模は大きかったのですが、全体に鳥の位置が高いので、詳しく観察できませんでした。今朝はエナガの群れに何度も会ったので、新年のシマちゃんとの出会いが楽しみになってきました。
カワラヒワは昨日と同じ場所で、残った実をひたすら食べていました。実の翼がはらはらと落ちてきます。私の頭上にもいたようで、種子がついたままの実が頭にコツンと当たりました。見上げた空を、リュウキュウサンショウクイが飛んでいきます。
池にヨシガモの姿はありませんでした。キンクロハジロさえ見当たりません。奥にとまっていたカワウが、こちらへ向かって飛んできました。
1. カルガモ、2. キジバト、3. オオバン、4. カイツブリ、5. カワウ、6. アオサギ、7. ツミ、8. カワセミ、9. コゲラ、10. リュウキュウサンショウクイ、11. モズ、12. オナガ、13. ハシボソガラス、14. ハシブトガラス、15. ヤマガラ、16. シジュウカラ、17. ヒヨドリ、18. ウグイス、19. エナガ、20. メジロ、21. ツグミ、22. ジョウビタキ、23. スズメ、24. キセキレイ、25. ハクセキレイ、26. シメ、27. カワラヒワ、28. アオジ、29. ドバト、30. ホンセイインコ