冷たい風が強く吹いています。カキノキレストランの隣では、ビワの花蜜をめぐってメジロ合戦が繰り広げられています。出てきてカキノキにとまり、またビワに戻るという行動パターンがわかっているので、飛翔を狙います。でも細かい枝に邪魔されて被写体検出AFがうまく働かないので、撮影の成功率は低めです。まあ前シーズン相当撮影しましたから、少し練習するつもりで短時間撮影する程度にします。風も強いので早々に退散です。
最初の観察地では、地上にキジバト4羽が集まって何かを食べていました。その上にヤマガラが飛んできて、わずかに残った実を採っていきました。残っているのはほんとうにわずかですから、やはり残さずに完食するつもりのようです。その木にキジバトがとまったのを見て、木の下に集まったキジバトが何をしていたのかわかりました。すぐに気づけませんでしたが、次にはすぐにわかるでしょう。
寒風吹き荒ぶ井の頭池には、カルガモの群れに混じってヨシガモがいます。遠くから見たときはマガモだと思いました。またまた、どうせすぐにいなくなると言いたいところですが、わかりません。カルガモとともに採食していたからです。水草のない井の頭池で何を食べているのか。その答えは強風にあります。カモたちが水面で採食していたのは、池周辺の木の実や草の種子です。ふだんは食べられないものが、強風で水面に落ちてきたので、食事にありつけたというわけです。それがどれくらい腹の足しになるかはわかりませんが、明日もいるカモと考えました。
1. ヨシガモ、2. カルガモ、3. ホシハジロ、4. キンクロハジロ、5. キジバト、6. オオバン、7. カイツブリ、8. コゲラ、9. ハシボソガラス、10. ハシブトガラス、11. ヤマガラ、12. シジュウカラ、13. ヒヨドリ、14. エナガ、15. メジロ、16. ツグミ、17. スズメ、18. ハクセキレイ、19. シメ、20. カワラヒワ、21. ドバト、22. ホンセイインコ