静かな住宅地を歩いていくと、林の入り口近くでようやくシジュウカラとメジロの声が聞こえます。最初の観察地へ入ると、シジュウカラとメジロに加え、ヤマガラやコゲラも入った混群に出会いました。コゲラが低い位置を活発に動いていたので、久しぶりに飛翔を狙おうと思いましたが、光が足りません。ふと見ると、コサメビタキがとまりました。昨日に続いて秋の渡りらしい鳥で、うれしくなります。飛翔を狙って待っていると、蚊が🦟顔にとまります。普通なら払うのですが、コサメビタキが飛び立つ瞬間を狙っているので、払えません。我慢して、好きに刺してもらうしかないのです。蚊は1匹だけではありません。首にもとまったような感覚がしましたが、我慢してファインダー内のコサメビタキに集中します。頭ではそう思っていますが、やはり気が散ってしまったのでしょう、サッと飛ばれてしまいました。なんのために我慢したのか、これでは刺され損です。
気を取り直して探索を進めますが、目ぼしい鳥は見つかりません。それでも、池に降りる前に混群を見つけ、キビタキのメスタイプが混じっているのを確認しました。
池に降りると、閉幕かと思っていた「鬼ごっこ」が催されているではないですか。久しぶりにツミの勇姿を見物しました。カ
ワウのコロニーは強剪定で強制除去されましたが、巣がないねぐらの木まで剪定するようで、生き物にやさしくない管理方針に変わってしまったのが残念です。自分第一の市民が苦情を入れたからに違いありません。心が貧しくて哀れとしか、言いようがないですね。
1. カルガモ、2. キジバト、3. カイツブリ、4. カワウ、5. アオサギ、6. コサギ、7. ツミ、8. カワセミ、9. コゲラ、10. オナガ、11. ハシボソガラス、12. ハシブトガラス、13. ヤマガラ、14. シジュウカラ、15. ヒヨドリ、16. エナガ、17. メジロ、18. コサメビタキ、19. キビタキ、20. スズメ、21. ドバト、22. ホンセイインコ