2025年3月26日の井の頭公園での野鳥観察記録

野鳥観察情報

暖かい、というより暑さを感じます。最初の観察地で遠くの樹上に見えた鳥を確認すると、イカルでした。6羽の群れはイロハモミジの残った種子と新芽をひとしきり食べると、西の方へ飛んでいきました。ルリ男は今朝も見つかりません。ジョビ子やルリ子にも会えずじまいでした。そろそろお別れでしょうか。そういえば、人慣れしないツグミは樹上でぐぜっていました。
林を探索していると、ツミがさかんに鳴いています。公園の一角に固執するかのように鳴き続けていて、何かを予感させます。周辺はオオタカのなわばりですからキケンです。それでも始めようというなら、最近オオタカにちょっかいをかけている怖いもの知らずの個体かもしれません。無事を祈るのみです。
橋のそばをなわばりにしている、人慣れしたツグミは2羽になっていて、今朝は5mくらいの距離でこちらのほうを見つめ、置き物のように動きませんでした。近くにオオタカかツミがとまっているのかと探しましたが、見当たりません。この位置のツグミはいつも1羽ですから、もしかするとケンカの前の静けさだったのかもしれません。


その後イヌシデにヤマガラを見つけ、注目していると求愛給餌しました。続けて3回です。受け渡ししていたのは例のイヌシデの花の隙間の虫のようで、メスは自分でも食べているのですが、「はい、あーんして♡」の気持ちがたいせつということですね。


今朝はシロハラを1羽も確認できませんでした。暑いくらいの陽気になりましたから、冬鳥はこの暖気に乗って渡ろうと促されているかもしれません。

1. ハシビロガモ、2. ヨシガモ、3. カルガモ、4. キンクロハジロ、5. キジバト、6. オオバン、7. カイツブリ、8. カワウ、9. ゴイサギ、10. ツミ、11. オオタカ、12. コゲラ、13. ハシボソガラス、14. ハシブトガラス、15. ヤマガラ、16. シジュウカラ、17. ヒヨドリ、18. ウグイス、19. エナガ、20. メジロ、21. ツグミ、22. スズメ、23. ハクセキレイ、24. イカル、25. ドバト、26. ホンセイインコ

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