部屋で支度をしていると、メジロが活発に動いている声が聞こえてきます。ヒヨドリはもちろん、シジュウカラの声も聞こえました。かなり遠いですが、アオゲラのケケケレケレケレという声も聞こえてきます。今日はなにか期待できそうです。最初の観察地をざっと流して、林へ向かいます。第2の観察地へ入ると、奥の方に混群がいました。ヤマガラは枝にとまらずにエゴノキの実をもっていく動きを見せます。メジロはヒサカキの実を食べていますが、選別していました。実をくわえてもポロっと落とすのです。捨てる理由と、どのように選別しているのかはわかりませんが、興味深く観察しました。観察していると、タッタッタッとジョウビタキの声が聞こえました。カラ類の混群の片隅で、尾を振るわせる小鳥が1羽。見つけると、ジョビ男でした。人馴れしている最近のジョウビタキにしては珍しくシャイなので、つきまとうのはやめて林の中心部へ移動します。
ミズキポイントに小鳥の気配はありません。いつもの巡回路をゆっくり歩きながら探索すると、群れが気になりました。ヒヨドリがにぎやかに鳴いていますが、動きやシルエットが違う鳥がいるように見えました。枝が幾重にも混んでいて視界が効きにくいのですが、かろうじて鳥が動く影が見えます。とまる位置はだいたい枝葉がかぶりますが、たまに少し見える位置にとまり、鳥の形を認識できます。確認すると、マミチャジナイでした。うれしいですが、やはり渡りが遅れているようです。マミチャジナイは10月の鳥ですから。シロハラとアカハラとともに群れを形成しており、ムクノキの実がお目当てのよう。しばらく観察を続けましたが、見やすいところに出てきてくれないので、見切りをつけて移動しました。次のポイントで大きなムクノキを見上げていると、林床から大ムクノキに上がってきたハト大の鳥が目に入りました。双眼鏡で確認したのはアオバトのメスで、双眼鏡を放すと見失いそうな保護色です。奥に飛んでいってしまったので探索を再開。ミズキに渡り鳥は見つかりませんでした。キビタキも見つからず、先へ進んでいきます。チェックポイントの一つで混群を見つけて観察していると、タッタッタッとジョウビタキの声が聞こえました。その姿を見つけるとオス(ジョビ男)で、エノキの実を食べているのを確認しました。昨年も周囲でジョビ男が確認されていて、エノキの実をくわえている写真を撮っています。ほどなくジョビ男は混んだ草むらに入ってしまったので、その場を離れました。
池へ降りていきましたが、スターのオシドリは定位置にいませんでした。オナガの群れが自然文化園のラクウショウあたりに群れていて、順次池を渡っていきました。
1. オシドリ、2. カルガモ、3. ホシハジロ、4. キンクロハジロ、5. キジバト、6. アオバト、7. オオバン、8. ゴイサギ、9. アオサギ、10. ツミ、11. コゲラ、12. モズ、13. オナガ、14. ハシボソガラス、15. ハシブトガラス、16. ヤマガラ、17. シジュウカラ、18. ヒヨドリ、19. ウグイス、20. エナガ、21. メジロ、22. ムクドリ、23. マミチャジナイ、24. シロハラ、25. アカハラ、26. キビタキ、27. ジョウビタキ、28. スズメ、29. ハクセキレイ、30. カワラヒワ、31. ドバト、32. ホンセイインコ