2026年10月29日の井の頭公園での野鳥観察記録

野鳥観察情報

ヒッ ヒッ ヒッ 窓の外からジョウビタキの声が聞こえました。先日とは反対側の窓です。いつでも対応できるよう備えている双眼鏡とカメラを持ってきて探しましたが、その姿が見つからないまま声は消えてしまいました。今朝はメジロのさえずりも聞こえました。シジュウカラ、イソヒヨドリ、そしてメジロ……いろいろな鳥が、繁殖期が終わっている秋にさえずります。夏にも聞きますが、秋はとくによく聞きます。来季に向けての練習だという説もあるし、ほかの意味があるのかもしれません。キジバトの営巣もそうですが、なにかスイッチが入るきっかけが、秋にはあるのでしょうか。

このところあまり見どころのない最初の観察地。でも定点観察を始めてしまった以上、確認しないわけにはいきません。今朝もハシボソガラスのつがいは見当たらず、ゆっくりひと回りして第二観察地へ移動します。昨朝はキビタキがいましたが、気配はありませんでした。この冷え込みですから、今シーズンの見納めも遠くないでしょう。そんなことを考えていると、チチッ チチッとキセキレイが上空を飛んでいきました。鳥の影も少ないので、林の中心部へ移動していきます。

寒さに備えたつもりですし、マフラーもグローブも身に着けているのですが、身体が冷えてきました。この寒さは一足飛びです。一昨日は気温が高めでアブラゼミの遅鳴きを聞いていたくらいですから、身体や服装が付いていかないのも無理ないのかもしれません。

いつものミズキポイントを見上げ、ヒタキの動きを待ちます。じっと目を凝らしますが、動きはありません。ゆっくり周囲も確認しつつ、次のポイントへ。別のミズキを見上げ、目を凝らしていると、ヒッ ヒッ ヒッ チュルルル チュルルルとキビタキが盛大に鳴き始めました。声のするほうへそっと移動し、姿を探します。すっと降りてきたのは期待したオスではなく、メスタイプでした。あらためて、オスもメスタイプもこの鳴き方をするのだと確認です。キビは尾を上下に振り振りして、テンションが高いようす。暗がりの枝に移ったのでよく見えなかったのですが、こちらへ向かって飛んできたと思った刹那、停空飛翔してミズキの残った実を採り、別の暗がりに飛び込みました。わたしの視線はすっかりまかれてしまい、暗がりの中のキビ子をロスト。先へ進みます。ビンズイのような声、期待のツグミ類の声を耳にするも姿を捉えられません。探索を進めると、混群の中に再びキビタキメスタイプを発見。最初の場所からかなり離れているので別個体でしょう。距離があったのであまり行動を観察できませんでした。その後はこれといった収穫がなく、池から上がったあたりまで流していくような感じに。そのとき、シシシシ シシシシとエナガのコミュニケーションの鳴き声が聞こえました。見上げると、サクラの梢付近で小鳥たちが活発に動いています。エナガのほかにコゲラ、シジュウカラとメジロも確認しました。チュウゴクアミガサハゴロモが入れ食いのとき並に激しく動いているので、冷え込みでなにか発生しているのかもしれません。冷えても発生するといえば、ユスリカ? はっきりつかめませんでしたが、まあ小鳥たちが元気なのが最高です。

池に出ると、オシドリ2羽は定位置にいました。ヒドリガモ、ホシハジロ、キンクロハジロなど確認。池の状態はよくないので、やはり水面採食ガモは少なめです。ボートハウスの屋根を根城にしているハクセキレイペアは先日トンボを捉えていました。トンボが同定できれば楽しさが倍増なのですが。今朝ハクセキレイはメス単独でたたずんでいました。

1. オシドリ、2. ヒドリガモ、3. カルガモ、4. ホシハジロ、5. キンクロハジロ、6. キジバト、7. オオバン、8. カワウ、9. アオサギ、10. コゲラ、11. ハシボソガラス、12. ハシブトガラス、13. ヤマガラ、14. シジュウカラ、15. ヒヨドリ、16. ウグイス、17. エナガ、18. メジロ、19. ムクドリ、20. キビタキ、21. ジョウビタキ、22. キセキレイ、23. ハクセキレイ、24. カワラヒワ、25. ドバト、26. ホンセイインコ

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