長野の印刷所で朝から印刷立ち会いするため、日の出前から観察を開始。夜明け前は照度が足りません。暗くてよく見えない中、あちこちでメジロの声が聞こえます。住宅地でスズメは見かけず、カラスは普通に活動しています。
暗くてしっかり目視することもできないので、探索はいつもより早いペースで進んでいきます。林に入るとますます暗く、この時間帯の探索はなかなか難しいことを体感します。不意にヒグラシが鳴きはじました。ヒグラシはおもに早朝と夕方に鳴くので、この時間だから気づけた観察。10月にセミの鳴き声を聞くことはそう珍しくありませんが、たいてい気温の上がった時間にアブラゼミ(強い)もしくはツクツクボウシ(後半に発生)。10月下旬にヒグラシの遅鳴きというのは初めてのことです。
日の出の時刻が過ぎると、少しずつ明るくなっていきます。それでもまだ暗い中、フィー フィー フィーというアオゲラの鳴き声が聞こえ、林の中をヒヨドリくらいの大きさの鳥が、深い波形の弾道を描いて飛んでいく影が見えました。暗い中ですが、状況と飛んでいる姿からアオゲラだと見当がつきます。飛んでいく方向にはシンボルツリーがありますから、とまって梢近くまで上るに違いありません。近づいていくと、友人がシンボルツリーを見上げているのが目に入り、それは確信に変わりました。
見つけたアオゲラの飛び立ちを待ちますが、しばらく動きがありません。暗いし、時間がないのでその場を離れて池へ向かいます。わたしが離れたあと、エゾビタキがとまったようです。
池のほとりにはお世話になっているゴイサギ追っかけのYさんがいました。動きを把握しているYさんは、池のほとりの植え込みの中にカメラを向けています。そこはツツジのように混んだ植え込みです。しゃがんでみると、ゴイサギが寝ていました。さすがYさん! 久しぶりにゴイサギを確認しました。ゴイサギもまたレッドリストに挙がりました。大切にしなければ。
1. カルガモ、2. キンクロハジロ、3. キジバト、4. カイツブリ、5. カワウ、6. ゴイサギ、7. オオタカ、8. コゲラ、9. アオゲラ、10. ハシボソガラス、11. ハシブトガラス、12. ヤマガラ、13. シジュウカラ、14. ヒヨドリ、15. メジロ、16. エゾビタキ、17. ホンセイインコ