雨が残る中、3日ぶりの観察です。渡りが終息しているので、流すように探索します。
住宅地上空を2羽のカルガモが飛んでいきます。頭上を通過するとき、ヒンヒンヒンという音が聞こえるのですが、これは何の音なのでしょう。スズガモが羽ばたくと鈴のような音がして、それが名前の由来だといいます。でも、それはスズガモに限った話ではなくて、ほかのカモでも音がするそうです。カルガモのヒンヒンヒンも同じなのでしょうか。
暗い林に鳥の影は見えません。ハシボソガラスがすぐ近くにいて、逃げもせずに何かをついばんでいます。飛ばすのもかわいそうなので、じっと動かずに観察。カラスが動いたあとに、ついばんでいた地面を見つめますが、何があったのかはわかりません。ふとカラスを見ると、こちらに注目していました。
林の中心部も静かで、とくに注目すべきことも見つからないまま池に降りていきました。池に出ると、カイツブリが当たり前のように飛んでいます。以前、観察して驚いたときほど高い位置ではありませんでしたが、水面に接しない高さを普通に飛びました。
最初の橋を渡っていたとき、シジュウカラ数羽が池を渡っていくのを見ました。幼鳥が成鳥を追いかけているのだろうと考えていると、同じような小群が次々に池を渡っていきます。複数の家族群が合流して行動しているようです。なおも次々に渡っていくシジュウカラ。よく見ていると、メジロも混じっているのがわかりました。全体で30羽はいるでしょうか。そして渡った鳥たちは、かなり低い位置で急降下したり、地上から上がってきたりしています。どの鳥も何かに夢中になるように、低い位置を飛び回っていました。これはと思い、近くで観察してみることに。すると、いましたいました、チュウゴクアミガサハゴロモです。ここ数年で爆発的に増えている虫で、今年も発生の時期を迎えたようです。幼虫中心でしたが、成虫も見つけました。シジュウカラもメジロも、この虫がたくさんいるので狂喜乱舞して飛び回っているのです。渡り鳥はいませんが、留鳥の動きを観察するのに好適な材料が一つ見つかりました。
1. カルガモ、2. キジバト、3. カイツブリ、4. カワウ、5. コゲラ、6. オナガ、7. ハシボソガラス、8. ハシブトガラス、9. ヤマガラ、10. シジュウカラ、11. ヒヨドリ、12. ツバメ、13. メジロ、14. ムクドリ、15. スズメ、16. ドバト、17. ホンセイインコ