最初の観察地へ入ると、シロハラの小声が聞こえました。同時に低い位置を水平に飛び、ヒサカキに入った中型の鳥が見えたので、確信をもって確認。やはりシロハラで、ヒサカキの実を食べています。少し見える場所から写真をとそっと移動すると、ヒヨドリが突っ込んできてシロハラを追い払ってしまいました。ヒヨはほとんど実を食べずに飛び去りましたから、なんのために突っ込んできたのか疑問です。その後も、ヒヨを中心に各所で小競り合いが繰り広げられ、シロハラやツグミがヒヨとやり合います。今朝はこんな具合で、中型の鳥が追いかけ合う場面を多く観察。ツグミが下に降りているのが印象的でした。
探索を進めると、今度はシロハラ同士が激しく鳴き合い、鬼ごっこしています。カタカナにしにくい、プクプクプクとかチュッチュッチュッという鳴き声を近い距離でよく聞けました。これらの仮名表記は正確ではありません。鳴き声を覚えてしまえば声の主がわかるわけですが、明らかに声の質が異なる鳥も、カタカナにすると一緒になってしまう例が多数あります。色や匂いが単純ではなく多様であるように、音もとても複雑多様であることをあらためて感じます。動画をしっかり記録できたのは収穫でした。
あちこちでリュウキュウサンショウクイが鳴いていましたが、混群の鳥たちと多カワラヒワ多数の中から見つけ出すだけの時間はないので先に進みます。
池のほとりではホンセイインコが数羽、一定間隔を取ってとまり、羽づくろいしています。600mmでは収まらず、うまく表現できませんでした。
1. カルガモ、2. キンクロハジロ、3. キジバト、4. オオバン、5. カイツブリ、6. アオサギ、7. コゲラ、8. リュウキュウサンショウクイ、9. ハシボソガラス、10. ハシブトガラス、11. ヒガラ、12. ヤマガラ、13. シジュウカラ、14. ヒヨドリ、15. ウグイス、16. エナガ、17. メジロ、18. シロハラ、19. ツグミ、20. ハクセキレイ、21. シメ、22. カワラヒワ、23. ドバト、24. ホンセイインコ