観察に出かけると、雨が降ってきました。機材をできるだけ濡らさないよう、住宅地を歩きます。今朝もカキノキレストランは繁盛していて、ツグミ数羽が朝食を楽しんでいました。平和な時間を台無しにしたのはヒヨドリ。あるツグミにかかっていき、追い払ってしまいました。面倒なやつが来たなと言いたげに、ほかのツグミたちもカキノキを離れました。
ヒヨはあちこちで暴れていて、強さには定評のあるシメも追い払われていました。林の中心部にはホンセイインコが集まっていて、キャラキャラにぎやか。ヒヨの叫び声と相まって、落ち着いて探索できないほどです。
シロハラ、ツグミ、シメの「御三家」はそこそこいますが、ほかは静か。雨もぽつぽつ降っているので、探索に集中できません。そんな中、今シーズン最初にウソの姿を目視したイヌシデで動いている小鳥がいたので、これは!と思い、確認しました。遠いうえに実が混んでいてはっきり見えず、最初はウソに見えたのですが、角度を変えて確認するとカワラヒワでした。なーんだなんて言ってはいけません。カワラヒワの大群はどこかへ消え、今やツグミより、いやシメより少ないかも。この日目視したのもイヌシデにいた3羽だけでした。
仕事のやり残しがあり、夕方にはキッズウィークエンドの講演もあるので、早々に池の方へ向かいます。幸い雨がほとんど上がったので、傘をしまうことができました。ゆっくり進んでいると、チュー チューチュチュチューとヒガラの声。2羽以上います。と、チチチチの声も聞こえました。キクイタダキです。声の方向が違うので、どちらを探すか迷いましたが、探しやすそうな落葉した広葉樹方向のヒガラを選びました。すぐに、ケヤキの梢にとまった小さな子を見つけましたが、カメラに手をかけるやいなや、動物園方向に飛んでいってしまいました。それならとキクちゃんを探します。周囲に目を凝らすと、ヒノキ林の奥の枝葉が混んだ暗がりに小さな鳥が動いたのが見えました。尾羽が短いシルエットです。肉眼でそれとわかりましたので、最初からカメラを向けるとはたしてキクちゃんでした。しかし、こちらもすぐに飛び去ってしまったので、まともに撮れませんでした。まあ、どちらも姿を見つけられたので、いい練習になったということです。遠くの暗がりにいるなんて、いい写真が撮れる状況ではないですからね。いろいろな負け惜しみを心の中でつぶやきながら、池に降りていきました。
1. カルガモ、2. キンクロハジロ、3. キジバト、4. オオバン、5. カイツブリ、6. アオサギ、7. カワセミ、8. コゲラ、9. オナガ、10. ハシボソガラス、11. ハシブトガラス、12. ヒガラ、13. ヤマガラ、14. シジュウカラ、15. ヒヨドリ、16. ウグイス、17. エナガ、18. メジロ、19. キクイタダキ、20. シロハラ、21. ツグミ、22. ルリビタキ、23. スズメ、24. ハクセキレイ、25. シメ、26. カワラヒワ、27. アオジ、28. ドバト、29. ホンセイインコ