空気は冷たいですが、風がなくて鳥が探しやすい朝でした。今朝も林の入り口のカキノキをのようすを確認します。
集まっていました。メジロが激しくやり合っていて、ヒヨドリも追いかけます。ツグミは何食わぬ顔で静かに実を食べていました。メジロの行動パターンは前シーズンの観察からわかっています。カキノキである程度食べて、隣のビワの木へ入るのです。それを念頭に飛び立ちを待ち受けます。柿の実を繰り返しついばみ、やめたところを見極めて連写を開始するとともに、ビワの木方向へレンズを振ります。これが当たれば、カッコいい飛翔写真が撮れますが、そうそううまく当たりません。まず観察眼が重要で、食べるのをやめて飛ぼうというメジロの気持ちを見抜けるかどうかです。これができなければ、撮れません。飛んだのを見てからではとても間に合わない速度だからです。またレンズを水平に振ることが多いのですが、タイミングが合っても飛行コースが上下にずれることがしばしばあります。『巨人の星』で星飛雄馬が大リーグボールを開発するとき、ボクシングや剣道に挑戦しました。最初はコテンパンに返り討ちされましたが、相手の仕草を徹底的に観察し、最後にはプロボクサーや有段者をKOして大リーグボールを習得しました。昨シーズンはそれを思い出しながら、ひたすらメジロの動きを観察しました。300回以上挑戦しましたから、今シーズンはもういいかな笑 今朝は短時間だったので成功カットはありませんでした。
林の中心部ではシロハラ合戦が繰り広げられていました。落葉が進んだ林は見通しが効くので、シロハラが遠くへ飛んでも、目で追い続けて位置が見えます。あの鳴き声をカタカナでなんと表現するかな、などと考えながら探索を進めました。
カワラヒワはかなり減ったようです。ピークはおよそ200羽いましたが、最近はせいぜい50羽くらい? どこかへ移動しているのでしょうか。そういえば大ムクノキの在庫はなくなり、レストランは閉店していました。
池にはハシビロガモが3羽。昨日のオカヨシとヒドリはいなくなっていました。水面採食ガモが繰り返し来ては去る、今シーズンなのでした。
1. ハシビロガモ、2. カルガモ、3. ホシハジロ、4. キンクロハジロ、5. キジバト、6. オオバン、7. カイツブリ、8. カワセミ、9. コゲラ、10. リュウキュウサンショウクイ、11. ハシボソガラス、12. ハシブトガラス、13. ヤマガラ、14. シジュウカラ、15. ヒヨドリ、16. ウグイス、17. エナガ、18. メジロ、19. シロハラ、20. ツグミ、21. スズメ、22. キセキレイ、23. ハクセキレイ、24. シメ、25. カワラヒワ、26. ドバト、27. ホンセイインコ