2025年12月6日の井の頭公園での野鳥観察記録

野鳥観察情報

今朝も真冬の装備で出かけました。頭から冷えるので。ニット帽もかぶります。

最初の観察地はにぎわいました。コナラにとまっていたツグミが飛び立ち、シロハラはヒサカキの実を食べています。トントントンと音が聞こえたので見ると、ヤマガラがエゴノキの実を食べていました。わずかに残っている実かもしれないし、貯蔵していた実を取り出したのかもしれません。ヤマガラの動きを観察していると、幹に平行にとまっている大きめの鳥が目に入りました。ずいぶん久しぶりのアオゲラです。井の頭公園の林の顔として紹介したこともあり、井の頭公園開園100周年の切手にもなったアオゲラを見る機会が最近減っていました。あまりにもご無沙汰だったので、行動をじっくり観察しました。頭部を見ると一部だけが赤いのでメスです。しばらく採食したあと飛んでいったので、わたしも移動しました。

今朝もムクノキでシメ合戦。賞味期限切れなのか、ヒヨドリやツグミは来ません。シメをよく観察していると、やはり果肉は捨てて種のみにしてから食べていました。探索を進めると、ミズキの木でアオゲラを再発見。虫探しの邪魔をしないように、そっと脇を通り抜けました。

開けた場所に出ると今朝もカワラヒワの大群が朝食大会。もう少しすると樹上の実の在庫はなくなり、地上に降りてくるでしょう。そして通行人が通りかかると、ガバッと飛び上がるのです。まもなく、そんな光景が毎日見られるようになります。友人とそんな話をしているとウソの声。例によって声は遠いと思えば近くからも聞こえ、左から聞こえるかと思えば、右から聞こえます。探索は空振りで、声に翻弄されるばかりでした。

池はがらんとしています。カモの調査を始めてから20年。今までで最もカモが少ないシーズンです。

1. カルガモ、2. キンクロハジロ、3. キジバト、4. オオバン、5. カイツブリ、6. ゴイサギ、7. アオサギ、8. コゲラ、9. アオゲラ、10. ハシボソガラス、11. ハシブトガラス、12. ヒガラ、13. ヤマガラ、14. シジュウカラ、15. ヒヨドリ、16. ウグイス、17. エナガ、18. メジロ、19. シロハラ、20. ツグミ、21. スズメ、22. ハクセキレイ、23. シメ、24. ウソ、25. カワラヒワ、26. ドバト、27. ホンセイインコ

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