2025年9月8日の井の頭公園での野鳥観察記録

野鳥観察情報

猛暑が続きますが、2日ぶりの観察を楽しみに出発。住宅地では遠くを飛ぶカラスの姿を見かけたくらいで、ほかに鳥の気配はありませんでした。林に入ると蝉時雨の向こうにシジュウカラのひと声が聞こえますが、姿はなかなか捉えられません。今朝も木の高い位置にいるようです。無風で好条件なので、諦めずに集中して探索。ようやく見つけた低い位置のシジュウカラは、若い鳥を連れた家族群でした。その後、鳴き声が聞こえていたヤマガラを見つけて観察。しばらくとまった位置を動かず、羽づくろいしています。羽毛が濡れていないので、水浴び後のメンテナンスというわけではないようです。そして、近くにもう1羽ヤマちゃんが来て、同じように羽づくろいを始めました。2羽とも位置を変えずに同時に羽づくろいしています。不思議な時間は5分近く続きました。

その後も探索を進めていると、混群に出会いました。大きな群れですから、期待できそうです。シルエットや動きから渡りの夏鳥を探しますが、見つかりません。シジュウカラ主体の大きな群れで、40羽以上いたと思います。エナガの姿も見えました。この時期なら高い確率でムシクイが混じっているはずですが、いくら確認しても見当たりませんでした。エナガが警戒の声を出したとき、ヤマガラがかたまって動かなくなったのが印象的でした。10秒ほどすると、再び動きはじめました。

林で時間を使いすぎたので、池のほとりで開催されているショーを見物する時間はわずかでしたが、ツミがすぐ頭上で急降下し、上昇するのは見応えがありました。

1. カルガモ、2. キジバト、3. カイツブリ、4. カワウ、5. ゴイサギ、6. コサギ、7. ツミ、8. コゲラ、9. オナガ、10. ハシボソガラス、11. ハシブトガラス、12. ヤマガラ、13. シジュウカラ、14. ヒヨドリ、15. エナガ、16. メジロ、17. スズメ、18. ホンセイインコ

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