2025年7月22日の井の頭公園での野鳥観察記録

野鳥観察情報

家を出ると、ヒヨドリが連続的に鳴いていました。風がなく、大暑らしい暑さが堪えます。電線にとまったカラスが口を開けていたので観察すると、ハシボソガラスの幼鳥でした。開けた口の中が赤いので、わかりやすいですね。

林に入るとイントロクイズ。ヤマガラもシジュウカラもメジロもごく短く鳴くので、聞き分けるのがやや難しくなります。ツバメのニィというひと声に似た、シジュウカラのひと声には惑わされました。メジロの「軽いさえずり」を今朝も聞けました。どういう意味があるのかわかりませんが、興味深い行動です。

池に降りてカワセミを探していると、ツピィという声。今度こそツバメで、警戒声の一つです。ツミに追われるときなどに鳴く声なんだよな、と見上げると、ツバメの姿とそれを追うように滑空する猛禽類が目に入りました。猛禽はすぐに木立ちの中に消えましたが、いつカワセミが飛んできても対応できるよう飛翔撮影モードになっていたので、これを捉えることができました。写真を見返すと、翼指は6つですからツミではありません。胸から腹にかけては細かい縱斑で、虹彩は青く見えます。まさにオオタカ幼鳥です。そろそろ独り立ちしなければならないオオタカが、ツバメを追ったのでしょうか。ピーピーと鳴いて、餌乞いするいつものようすとは違う姿を見て、頼もしく感じました。

1. カルガモ、2. キジバト、3. カイツブリ、4. カワウ、5. オオタカ、6. コゲラ、7. ハシボソガラス、8. ハシブトガラス、9. ヤマガラ、10. シジュウカラ、11. ヒヨドリ、12. ツバメ、13. エナガ、14. メジロ、15. カワラヒワ、16. ドバト

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