天気予報とは裏腹に晴れました。いい方向で予報がはずれるのは歓迎です。雨でたっぷり潤った林を、レインブーツで歩きました。
カキノキレストランは通常営業中。今朝はガラの悪い客の姿もなく、平和でした。ツグミはある程度食べたあと、奥のヒノキに移動して休むという行動パターンです。
最初の観察地ではアトリの声を何回か聞きましたが、姿を見つけられず。これは不覚でした。葉が落ちたコナラから聞こえていたのでふつうなら余裕で見つけられるはずですが、一体どこにいたのでしょう。たまにこういうことがあります。
気を取り直して探索を進めます。ヒノキの中の暗がりに小さめのシルエットが見えたので、キクちゃんを期待して確認しました。残念ながらメジロでしたが、何羽かいたのでしつこく確認を続けました。どれもメジロだったので見切りをつけ、先へ進みます。
シロハラが園路を横切り、アオギリの根元に隠れました。すると別の1羽が鳴きながら、それを追うように登場。追ってきたシロハラは鳴きながら倒木に上がり、目立つ位置までぴょんぴょんと移動し、お立ち台で鳴いています。鳥同士が小競り合いしているときは人間のことをさほど気にしないので、比較的近距離で大胆な動きを見せてくれます。そのおかげで、樹上や地上とは違う姿を撮影することができました。
カワラヒワが戻ってきました。大群がいなくなったあと、近隣に群れがいるのを確認していたのですが、わたしの巡回コースで再び観察できます。群れは30羽ほどで、樹上にまだ残っているイヌシデの実を食べていました。樹上に実がなくなると地上に降りるのですが、また他所へ移動してしまうかもしれません。このあとの推移も見ていきたいと思います。
カシラダカの声が聞こえます。カワラヒワに加え、カラ類の混群が活発に動いており、見つけるのが難しかったですが、なんとか捉えました。飛び去ったのは数羽の小群でした。
池は今朝も絶不調。ホシハジロとキンクロハジロが数えるほどです。池の奥にカワウが1羽。翼を広げて乾かしていました。
1. カルガモ、2. ホシハジロ、3. キンクロハジロ、4. キジバト、5. オオバン、6. カイツブリ、7. カワウ、8. アオサギ、9. オオタカ、10. コゲラ、11. ハシボソガラス、12. ハシブトガラス、13. ヤマガラ、14. シジュウカラ、15. ヒヨドリ、16. ウグイス、17. エナガ、18. メジロ、19. シロハラ、20. ツグミ、21. スズメ、22. シメ、23. カワラヒワ、24. カシラダカ、25. ドバト、26. ホンセイインコ