2025年7月14日の井の頭公園での野鳥観察記録

野鳥観察情報

台風の接近で朝から雨の予報ですが、部屋から外を見ると降っていません。すぐに降る気配も少ないので、降ったときの備えをしたうえで出陣します。こういう日は公園に出てくる人が激減するので、観察を存分に楽しめます。暗く、湿っていて神秘的な林をゆっくり探索しました。メジロが低い位置を飛び回っているのが見えたのでじっとしていると、数メートル前まで寄ってきました。その姿はびしょ濡れで、水浴びから上がってきたのかと思いましたが、ほかの鳥は濡れていませんでした。そのうち、シジュウカラが「集まれ」のジュクジュクジュクの声色で、小さめの声量で、ジュージュージューと鳴き始めると、他の個体がそばに寄っていきました。メジロも集まってきて、警戒するときのチュルチュルチュル連続鳴きを始めます。周囲は小鳥たちの警戒声で騒然となりました。そこにハシブトガラスが好奇心たっぷりに見えるようすで、じわじわ寄ってきます。モズがいるときに、小鳥たちが取り囲んで騒ぎ、追い払う場面は何回か見ていますが、周囲にモズは見当たりませんでした。結局、理由がつかめないまま散会となり、静かになりました。人

が少ないのはよいもので、カワラヒワが地上に降りて採食しています。じっとしていると、食べ物探しに夢中でしたが、カラスが低空飛行すると樹上に上がってしまいました。カラスといえば、15分後にカブトムシを捕らえている個体を見ました。横取りを狙った個体から逃げようとして、飛び去りました。アオゲラは今朝もいて、ケレケレケレケレの声が聞こえたので、位置を予想して確認してみると、案の定いました。飛び立ちを狙って待ちますが、羽づくろいをしています。こういうときはすぐに飛ばないもので、5分ほど待たされました。なおも羽づくろいしているので、アングルを変えようと移動したときに飛ばれました。だいたいこんなもので、設定を変えているときにもよく飛ばれます。

池ではカワセミ若がいたので、ひと勝負しました。ダイビングはないまま、時間切れとなりました。

1. カルガモ、2. キジバト、3. カイツブリ、4. カワウ、5. オオタカ、6. カワセミ、7. コゲラ、8. アオゲラ、9. オナガ、10. ハシボソガラス、11. ハシブトガラス、12. シジュウカラ、13. ヒヨドリ、14. メジロ、15. ムクドリ、16. スズメ、17. カワラヒワ、18. ドバト、19. ホンセイインコ

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