小平で変形菌の観察会でしたから、キャリーケースを引きながらの足早観察でした。時間がないのと、キャリーケースを持ち上げて運ぶのがしんどいのとで、住宅地を歩いたのが正解でした。電線に20羽以上のツバメがとまっていたのです。複数の家族群が合流しているようで、電線にとまっている幼鳥に給餌している場面も観察。このあと移動し、多摩川の集団ねぐらに合流するのでしょうか。
ツバメは減っており、吉祥寺周辺の私の行動範囲では巣を確認できません。以前、子育てしていた場所は全滅しています。長く観察してきた久我山駅内も、今シーズンはツバメ不在。そんな状況を寂しく思っていましたから、こうして子育てを終えたツバメたちの群れに出会い、健気に生きているようすを観察できて、心があたたまるような気持ちになりました。彼らの長い旅路に幸あれ。

1. カルガモ、2. キジバト、3. カイツブリ、4. カワウ、5. オオタカ、6. カワセミ、7. ハシボソガラス、8. ハシブトガラス、9. シジュウカラ、10. ヒヨドリ、11. ツバメ、12. メジロ、13. ムクドリ、14. スズメ、15. ドバト、16. ホンセイインコ