2025年1月10日の井の頭公園での野鳥観察記録

野鳥観察情報

キリッと冷え、澄んだ空気の中を歩きました。ビワの花も盛りを過ぎつつあるようで、木の中に入っているメジロの数も少ないようです。林を探索するとひと休みしていたのはオオタカ。その近くをエナガの群れが通過しました。今朝は公園のあちこちでエナガの小さな群れが活動していて、よく目立ちました。まだ元日からのシマエナガ観察の余韻が冷めないのですが、亜種の違いは黒くて太い眉斑だけではなく、全体的に白色度が違うようです。もちろん、シマエナガのほうが白く見えます。雪がレフ板の役割をして、明るく見えることを踏まえても、違う印象です。また後ろから見たとき、風切羽や尾羽の黒い部分にも差があるようです。エナガは黒みのある白で、シマエナガは純白と言うと乱暴でしょうか。観察を続けていると、昨日と同じような位置でルリビタキのメス。オス若ではなくメスでよさそうです。
フィー フィーと鳴いたアオゲラが高木の梢まで登っていくのが見え、飛翔を撮ろうと近づいていきました。もう少しで撮影位置に着くというところで飛び立ったので、すかさず立ち止まって構えましたが、フレームをちらっとかすって外れました。まだまだ修行が足りません。
池に降りていく途中、上空からキー キー キキキとツミの声が降りてきました。飛翔モードにして構え、青空を見回しましたが姿はありません。少し進むことにしたら、ヒリリリリ ヒリリリリ(タカだ!)というエナガの警戒声が聞こえました。すかさず見回すと、飛び去るツミの後ろ姿が目に入りました。まともな写真を撮れる場面ではありませんが、ツミとエナガの存在に気づけて、何が起きているかわかるので、楽しいのです。

1. オカヨシガモ、2. ヨシガモ、3. ヒドリガモ、4. カルガモ、5. ホシハジロ、6. キンクロハジロ、7. カイツブリ、8. キジバト、9. カワウ、10. ゴイサギ、11. アオサギ、12. オオバン、13. ツミ、14. オオタカ、15. コゲラ、16. アオゲラ、17. オナガ、18. ハシボソガラス、19. ハシブトガラス、20. ヤマガラ、21. シジュウカラ、22. ヒヨドリ、23. ウグイス、24. エナガ、25. メジロ、26. ムクドリ、27. シロハラ、28. ルリビタキ、29. スズメ、30. キセキレイ、31. ハクセキレイ、32. イカル、33. ドバト、34. ホンセイインコ

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