宿題を一つ終えたので、年内最後の一日はのんびり過ごすことに決めました。メジロ合戦の合戦場では、珍客ハクビシンが白昼堂々登場。なるほど、落ちたカキの実を食べるのはこういう方々なんだなと気づきました。片脚が使えない「メジロー」は今日も一生懸命生きています。羽ばたきでバランスを取りながら、ビワの花の蜜をなめたり、カキの実を食べたりしていました。生きものは与えられた条件で全力を尽くして生きるものですが、その健気さに感じ入ります。片脚なのでうまくとまれず。頻繁にホバリングする個体がメジローですので、このカキの木とビワの木を知っている方は見つけてみてください。
飛翔撮影をおもな目的として2週間ほど毎日メジロ合戦を見物してきましたが、カキの木とビワの木を合戦場にして、興味深い観察をすることができました。写真絵本としてまとめることができるほどの物語が、そこにあったのです。メジロの生態について知見を深めることができ、継続して観察を続けることが大切だとあらためて認識しました。
林ではアトリが鳴きながら上空通過。1羽だけでしたが、このあと群れが来てくれたらなと期待してしまいます。アオゲラは今日も活発に動いていて、飛翔撮影のチャンスは多数あってかなり追えたのですが、少しでも手前に枝があると被写体検出できない高級カメラは今日もその低性能を存分に発揮しました。池で飛翔撮影の練習をしていると、上空をツミが通過。練習ですから、できるだけフレームのセンターから外れないようにふんばり、身体をゆっくり回転させながら連写しました。
1. オカヨシガモ、2. ヨシガモ、3. ヒドリガモ、4. カルガモ、5. ホシハジロ、6. キンクロハジロ、7. カイツブリ、8. キジバト、9. カワウ、10. ゴイサギ、11. アオサギ、12. オオバン、13. ツミ、14. コゲラ、15. アオゲラ、16. ハシボソガラス、17. ハシブトガラス、18. ヤマガラ、19. シジュウカラ、20. ヒヨドリ、21. ウグイス、22. エナガ、23. メジロ、24. ムクドリ、25. シロハラ、26. ルリビタキ、27. ジョウビタキ、28. スズメ、29. ハクセキレイ、30. アトリ、31. ドバト、32. ホンセイインコ
気候の安定と世界の平和を祈りつつ、来年も利他に励みます。よい年をお迎えください。