玄関を出ると、もわっとした空気。昨夜のゲリラ豪雨が打ち水となってか、気温はやや低めですが、とにかく湿度が高い。この時期は毎年ずっと、こんな感じなのでしょうか。サンクチュアリを一周して小鳥がまったく見つからなかったのは2回目。さらに探索を続けていると、ケケラケケケというアオゲラの声が届きました。いる位置に見当がついていたので行ってみると、羽づくろいをしていました。若い鳥のようです。しばらく飛ばないそぶりだったので、いい位置を探して勝負開始。高い位置にいるので、毎朝腕立て伏せ100回の成果の見せ所です。5分ほど構えていましたが、羽づくろいを続けるアオゲラに飛ぶ気配はなし。カメラを下ろし、肉眼でしぐさを観察します。不意に飛ぶこともありますが、ふつうはリラックスモードから行動モードに移り、飛びます。しばらく観察していましたが、リラックスしっぱなしだったので時間切れ引き分け?としました。その後オオタカ幼鳥の報をいただき、確認に。久しぶりの観察ですが、当地で巣立った個体かどうかはわかりません。この時期は、オオタカに限らずあらゆる種で、親離れした幼鳥が新天地を求めて、あるいは越冬地を目指して、あちこちウロウロしているからです。池ではいい場面を撮り逃しました。想定外の動きに対応できませんでした。
1. カルガモ、2. カイツブリ、3. カワウ、4. オオタカ、5. カワセミ、6. アオゲラ、7. ハシボソガラス、8. ハシブトガラス、9. シジュウカラ、10. ツバメ、11. ヒヨドリ、12. ホンセイインコ