2026年5月25日の井の頭公園での野鳥観察記録

シジュウカラの給餌 野鳥観察情報
シジュウカラの給餌

観察は3日ぶりになります。22日にムシクイが確認されて以来、夏鳥が出ていないようですが、今日はどうでしょうか。

玄関を出ると、イソヒヨドリがいないか見回すようになりました。近隣のマンションのアンテナでさえずっていたのと同じ子でしょうか、22日の雨の日に入稿前の本の編集作業に取り組んでいると、向かいのマンションに来てさえずってくれた子がいました。近くで子育てしてくれれば楽しいですが、メスの姿は確認していません。

静かな住宅地を歩くと、スズメが道端で白いものを集めていました。かなり近づいても逃げず、目の前で夢中になって拾い集めています。このときはわからなかったのですが、あとであることに気づきました。

林へ入ると涼を感じます。紫外線に焼かれる住宅地から一歩入るだけで、地獄から天国へ移動したような感覚です。猛暑対策で、日陰を増やす施策に品川区が取り組み始めています。緑地の価値が見直されて大切にされるようになることを願います。

林の中心部は静か。無風なので、鳥がいればすぐに見つかる好条件ですが、メジロとシジュウカラのさえずりが聞こえるのみで、夏鳥後半組の気配はありません。そういえばホトトギスを確認していないね、などと今シーズンの傾向について仲間と話しました。暗がりでコゲラがバトルしています。キキキキと鳴きながら間合いを詰め、空中で蹴り合います。絶好のシャッターチャンスですが、あまりにも暗いので撮影不可能でした。なにしろ、ISO6400で1/125ほどの暗さ。小鳥の素早い動きを止めるには1/4000ほしいので、露出が5段不足しています。現像で1段くらい明るくするにしても、ISO51200。まあ、ないですね。撮影はあきらめて観察に徹しました。コゲラは3羽いましたが、どういう関係でなんのために争っていたのかはつかめません。キキキキ鳴きながら何度も空中戦を行なっていたことは観察しました。その後、シジュウカラ親子を観察。親鳥が幼鳥に給餌する瞬間は1秒もないので、なかなかうまく撮影できません。でも今朝は、幼鳥が見やすい横枝にとまって餌ねだりしていました。幼鳥が葉隠れになる場所へ移動する前に親鳥に来てもらえればとの願いが通じてか、見やすい位置に来て給餌してくれました。
池のほとりを歩いていると、近くにハシブトガラスが現れてカアー!と強く鳴きました。その奥ではカァー カァーと幼鳥のか細い声が聞こえましたから、これは「うちの子に構うなよ」とわたしを牽制しているのだとわかりました。幼鳥の声のする方向を見ると怒られますから、親鳥の気持ちを尊重し、前を向いてゆっくり通り過ぎました。橋のたもとに「カラス注意」の表示が貼ってありました。それを見る前に状況を把握できたことがうれしいのです。観察を終えて荷物をしまっていると、ベンチに綿毛のような小さな虫がいました。指を近づけるとピョン!と跳ね飛びます。ハゴロモの幼虫です。これは外来のチュウゴクアミガサハゴロモの幼虫かな、などと考えているうちに、スズメが取り憑かれていたように拾い集めていたのがこれだと気づきました。写真を見返してみると、羽衣のようなロウ状物質をスズメがくわえているのが写っていました。

1. カルガモ、2. キジバト、3. カイツブリ、4. カワウ、5. オオタカ、6. コゲラ、7. オナガ、8. ハシボソガラス、9. ハシブトガラス、10. シジュウカラ、11. ヒヨドリ、12. メジロ、13. ムクドリ、14. スズメ、15. ドバト、16. ホンセイインコ

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