トップ画像:ルリビタキのメス
どんより曇っていますが、気温はそんなに低くないようです。ジンチョウゲの心地よい香りを感じていると、風の向こうからシジュウカラのさえずりが聞こえてきます。路地を覗くと、シジュウカラは電線の上でさえずっていました。
キンモクセイの根元でキジバトが寝ていました。首をすくめ、目を閉じています。わたしがそばを通っても動きませんでした。そっとしておき、探索を進めます。シロハラは笹薮の中で、ガサガサをしています。エナガの活発な声が聞こえたので見上げると、ヒノキの葉先でホバリングする鳥が目に入りました。キクイタダキとヒガラです。とても高くて遠く、背景は暗いどんより空。撮影にいい材料がまったくないので写真はあきらめ、双眼鏡で観察しました。小さい子たちはエナガの群れとともに去ってしまったのですが、遠くで羽づくろいするヒガラの姿を見つけました。
「舞台」の前で静かに待っていると、下手からルリビタキが現れました。やや色黒で山吹色の部分が広いのでルリ美です。久しぶりに出会いました。ルリ美は尾を上下に振ってから地上に降り、ぴょんぴょん跳ね歩いて食べ物を探しています。ヤマガラやシジュウカラも登場し、舞台はにぎやかになってきました。そのとき、エナガやシジュウカラが警戒声を出しました。ルリ美も反応し、動きを停めて上空を見上げています。オオタカでしょうか、少し前からはっきりわからないくらいの声が散発的に聞こえていました。ルリ美はしばらく見上げたまま固まっていましたが、しばらくすると楽屋へとさがっていきました。固まっているようすが、かわいかったなぁ。
角を曲がって少し進んだ場所でルリ美と再会し、ミズキの実をホバリングで採食する瞬間を撮影したい、でも天気が悪くて高速シャッターを切るのは無理か……などと考えながらゆっくり進みます。結局、ルリ美との再会はなく、さらに探索を進めました。歩いていると、エナガがチリリリリ チリリリ(鷹だ、気をつけろ)と鳴いたので振り返ると、オオタカが飛んできて頭上を越えていきます。振り返った体勢だったし、カメラのスイッチをONにしたときにはすでに頭の真上だったので、さすがに飛翔を撮ることはできませんでした。
池は相変わらずさびしく、冬ガモはハシビロガモのみです。カイツブリが巣材不足で苦しんでいるという話を聞きました。
1. ハシビロガモ、2. カルガモ、3. キジバト、4. オオバン、5. カイツブリ、6. カワウ、7. ゴイサギ、8. オオタカ、9. コゲラ、10. オナガ、11. ハシボソガラス、12. ハシブトガラス、13. ヒガラ、14. ヤマガラ、15. シジュウカラ、16. ヒヨドリ、17. ウグイス、18. エナガ、19. メジロ、20. キクイタダキ、21. シロハラ、22. ツグミ、23. ルリビタキ、24. ハクセキレイ、25. シメ、26. カワラヒワ、27. ドバト、28. ホンセイインコ