2026年3月6日の井の頭公園での野鳥観察記録

野鳥観察情報

トップ画像:ジョウビタキ(オス)

アンテナの端にヒヨドリがとまっていて、アンテナの一部に見えました。風が収まった住宅地を歩いていきます。

林の入り口に混群がいます。ヤマガラは民家の庭に降りていき、何かを拾って林の木に上がりました。なにを拾ったのか確認してみると、エゴノキの実のようです。実を足で押さえてコツコツつついています。民家にエゴノキは見当たらず、この実はどこから出てきたのでしょうか。そして、シジュウカラが地上で虫を探すのに対して、あくまでも木の実を食べるヤマガラ。日ごろから、両種の違いを意識しながら観察しています。

最初の観察地に入ると、ツグミがお出迎え。そして奥のほうではモズが複雑なぐぜり鳴き。昨日とまったく同じ構図でした。今日こそは音声を録りたい! モズの姿を探していると、中型の鳥が跳躍飛行で飛んできて、木の幹に対して平行にとまりました。アオゲラです。目標変更。フィー フィーと鳴くアオゲラの頭部を観察すると、赤い羽毛は後頭のみで頭頂は赤くありませんので、メスだとわかりました。かつては御殿山の林の顔だったアオゲラですが、ここ数年は観察の機会がめっきり減っています。最近見かける個体はメスのみですから、今シーズンの繁殖も望み薄。メスはもう一度フィー フィーと鳴きましたが、返事はありません。アオゲラは虚しく飛び去りました。あらためて周囲を見渡すと、あのシャイなモズがいましたが、期待のぐぜり鳴きはありませんでした。

ツバキの下で、シジュウカラが跳ね歩いています。落ちた花を確認していたので、虫を取り出すのではと予測して狙いをつけましたが、それとわかる場面を観察することはできませんでした。シジュウカラはツバキの花への関心を失ったようで、落ち葉を掘り始めます。小さな体ですが、嘴を器用に使い、落ち葉を次々に飛ばします。次第に落ち葉の層に穴があいてきました。シジュウカラは、穴に顔を突っ込んで何かを取り出します。撮影しながら観察すると甲虫の「半身」。外骨格と脚が確認できました。やはりカメムシのようです。それにしても、シジュウカラたちはよく地上で行動しています。樹上には虫が少ないのでしょうか。もっと暖かくなれば虫が出てくるので、それまでの辛抱ですね。そんなことを考えていたら、ジョウビタキのお出ましです。不意に目の前に現れ、まるで降ってきたようでした。ジョビ男は地上を短時間探索すると、水路へと入っていきました。

カワラヒワの群れにアトリが混じっていた、という話を聞きました。一昨日確認した10羽ほどの群れでしょうか。シロちゃんもいたといいます。そのようすをイメージしながら探索を進めると、イロハモミジの木に小鳥の群れを見つけました。フニフニとかギュイーという声が聞こえ、アトリの群れだとわかりました。20羽はいたでしょうか。あまり残っていないモミジの種子を食べると、アトリは順次飛んでいきます。カワラヒワはおらず、アトリ単独の群れでした。少し先へ進むと、カワラヒワの群れが地上で採食していて、アトリが2羽混じっていました。観察会の日に、参加者にこういう場面を見てもらえたらうれしい限りです。

リュウキュウサンショウクイをチラ見しながら、池へ降りていきました。オオバンが敷石のスキマから生えている草をついばんでいます。食べるものがない池での越冬が、いかに厳しいかを見せつけられたような気がしました。

1. ハシビロガモ、2. カルガモ、3. キジバト、4. オオバン、5. カイツブリ、6. カワウ、7. ゴイサギ、8. アオサギ、9. オオタカ、10. カワセミ、11. コゲラ、12. アオゲラ、13. リュウキュウサンショウクイ、14. モズ、15. オナガ、16. ハシボソガラス、17. ハシブトガラス、18. ヒガラ、19. ヤマガラ、20. シジュウカラ、21. ヒヨドリ、22. ウグイス、23. エナガ、24. メジロ、25. ムクドリ、26. シロハラ、27. ツグミ、28. ルリビタキ、29. ジョウビタキ、30. スズメ、31. ハクセキレイ、32. アトリ、33. シメ、34. カワラヒワ、35. ドバト、36. ホンセイインコ

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