2026年3月5日の井の頭公園での野鳥観察記録

野鳥観察情報

トップ画像:コゲラ
天気はよくなりましたが、冷たい風が強く吹いています。4羽のムクドリが、飛ばされるように目の前を横切っていきました。

最初の観察地に入ると、ツグミがお出迎え。こちらをじっと見ています。脅かさないようにそっと進むと、奥のほうから複雑なぐぜり鳴きが聞こえました。モズのぐぜりはレパートリーが豊かなので、何の声だか悩むことがありますが、逆に複雑さから見当がつくともいえます。ぐぜり鳴きの主はあのシャイなモズだと見当がつき、遠くに姿を見つけて答え合わせすることができました。モズのぐぜり鳴きは図鑑などで使えるので、資料用の音声を録るために動画を撮影したいところです。でも、この子はとにかくシャイなので、「写程距離」に近づくのは難しいと予想できます。それでも、ぐぜり鳴きに夢中なときなら少し近づけるかもしれない、そんな期待を込めつつ近づいてみることにしました。でも、やはりそううまくはいかず、近づいていくとモズは無言に。ほどなく、いつものように奥へ飛び去りました。撮影全般にいえることですが、この「鳥がイヤな距離」を知ることが大切です。鳥の動きがとまったら、そこが限界点。それ以上、近づこうなどと考えては鳥との関係を損ねるだけです。よく観察し、考えて、賢く振る舞いましょう。

ルリビタキに会いたいという方に尋ねられたので、「舞台」をご案内。ルリ子とルリ美の姿はありませんでしたが、シロハラ2羽がバチバチの雰囲気に。一悶着を期待しましたが、一方が逃げてしまったので、樹上の闘いを撮影することはできませんでした。

今日は二十四節気の啓蟄。虫が動き始める候です。広場に目をやると、ツグミがいました。落ちている木の実もいよいよ少なくなった頃、虫が動き始める。自然の仕組みは、じつによくできています。ツグミを見ていたとき、人や自転車が飛ばされるのではないかと思うほど強い風が吹きました。ツグミなど吹き飛ばされてしまうのではと思いましたが、姿勢を低くして耐えました。その健気な姿に、野に生きることの本質を見たような気がします。

振り返ると、すぐ目の前でコゲラがコナラの幹をつついていました。近いなと思い、見ると強風のせいでしょうか、頭の羽が立っていました。ねぐせ?ちょんまげ?まあ、どちらでもないのですが、その姿がかわいくて、採食に真剣なコゲラとのギャップが楽しく思えました。

こんな強風の日、カワラヒワの群れとシロちゃんはどうしているのだろうと思い、群れを探していると、ケッケッケッケッと鳴きながら、カラスを追うオオタカがこちらのほうへ飛んできました。あらかじめ飛翔設定にしてありましたが、このカメラはこのときのオオタカを認識することができず、ボケボケ写真を作ってしまうだけでした。心身は反応して画面の中央に捉えているのに、AIが未熟過ぎる。これが今のすごい性能をもつミラーレスカメラがまだまだ至らない性能の課題です。

1. ハシビロガモ、2. カルガモ、3. ホシハジロ、4. キジバト、5. カイツブリ、6. カワウ、7. ゴイサギ、8. アオサギ、9. オオタカ、10. コゲラ、11. モズ、12. ハシボソガラス、13. ハシブトガラス、14. ヤマガラ、15. シジュウカラ、16. ヒヨドリ、17. エナガ、18. メジロ、19. ムクドリ、20. シロハラ、21. ツグミ、22. シメ、23. カワラヒワ、24. ドバト、25. ホンセイインコ

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