2026年3月8日の井の頭公園での野鳥観察記録

野鳥観察情報

トップ画像:イヌシデの花をくわえて飛ぶヤマガラ

今日も冷たい風が吹いています。最初の観察地へ入ると、シメがとまっていました。不思議なことに動きません。逃げないし、地上に降りるわけでもなく、樹上で固まっています。観察してみると、右の頭部から胸にかけて損傷があるようで、目がやられていました。天敵に襲われたのでしょうか。そっとしておくことにして先に進みます。ハシブトガラスが枝を折り取ろうとしていました。春を実感する観察ですが、ヒッ ヒッ ヒッという遠くの声が聞こえたので、声のするほうへ近づいてみることに。姿は見えませんでしたが、しばらく待っていると柵の上に現れたのはジョビ子でした。行動を観察しようと思いましたが、今度は背後からぐぜり鳴きが聞こえてきます。例のシャイなモズ雄でしょう。動画を録りたいところですが、姿が見えないのに加え、風切り音が激しくかぶりそうだったので録音も含めて諦めて、何の鳥の鳴き真似をしているのか耳を澄ますことにします。複雑なぐぜり鳴きでしたが、ミソサザイ、ジュウイチ、ヒバリ、ウグイスの谷渡り、コジュケイはわかりました。やはりモズはレパートリーが豊富なようです。その後、姿を現したモズはシメを蹴散らしました。ん?そういえば最初に観察した手負いのシメは、モズにやられたのではないでしょうか。モズは周囲を飛び回ると、いつものように奥へ飛んでいきました。結構、暴れん坊です。
林の中心部をそっと歩くと、ウグイスのさえずりが聞こえました。かなり上達した印象です。「舞台」をちらっと覗きましたが、シロハラがガサガサをしていたほかはキジバトが採食していたくらいで、ルリ子とルリ美の姿はありません。広場にツグミの姿は見当たりませんでした。
ヤマガラ数羽がイヌシデとアカシデにきていました。早春にシデの花が咲くと、決まってヤマガラがやってきて、花の中に潜む虫を食べます。今年もそんな季節になりました。
地上にカワラヒワの群れ、イロハモミジの樹上にアトリの群れ。不意にオオタカが飛んできましたが、強風に煽られて飛ばされ気味でした。メスが鳴きながらそれを追いかけていきます。働かないオスを叱りに追いかけたか、それとも侵入個体を追い払ったのか、2羽のオオタカは池のほうへ飛んでいきました。

池のほとりの暗がりに1羽のシロハラがいました。アオキの低い枝にとまり、じっと動きません。冷たい風が吹きつけてくるなか、シロハラは今日は寒いなぁとでも言いたげに丸く膨らんでいます。最初はわたしに背を向けていたのですが、こちらを向いて翼を伸ばしました。目の前5mの近さでしたので、撮影しようとすると横位置では体の一部がフレームアウトしてしまいます。脅かさないようにゆっくりした動きを心がけました。

住宅地へ上がっていくと、エナガの声が聞こえます。羽を拾っていることを期待して観察してみると、サルスベリの小枝をたくさん集めてくわえていました。巣の内装に使う材料でしょうか。

1. カルガモ、2. キンクロハジロ、3. キジバト、4. オオバン、5. カイツブリ、6. アオサギ、7. オオタカ、8. コゲラ、9. モズ、10. オナガ、11. ハシボソガラス、12. ハシブトガラス、13. ヤマガラ、14. シジュウカラ、15. ヒヨドリ、16. ウグイス、17. エナガ、18. メジロ、19. ムクドリ、20. シロハラ、21. ツグミ、22. ルリビタキ、23. ジョウビタキ、24. スズメ、25. アトリ、26. シメ、27. カワラヒワ、28. ドバト、29. ホンセイインコ

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