2026年3月4日の井の頭公園での野鳥観察記録

野鳥観察情報

トップ画像:樹上で羽づくろいしていたアトリたち
雨はわずかに残っていますが、2日ぶりの観察です。最初の観察地へ入ると、ヒーヒピー(タカだ)というシジュウカラの声が聞こえ、オオタカが飛びました。きっと大きなコナラにとまっていたのでしょう。静かになった林を進むと、地上から樹上に上がる中型の鳥がいました。枝にとまってから翼を震わせたのでツグミだと見当をつけましたが、確認してみるとモズでした。翼の白斑が目立ちます。最近ウロウロしているオスですね。この個体はとても警戒心が強く、行動をなかなか観察させてくれません。今朝もすぐに奥へ飛んでいってしまいました。

林の中心部を歩くと、ヤマガラが追いかけっこしていました。周囲にはコゲラやシジュウカラ、エナガもいます。エナガは繁殖期ですが、つがいではなく小さな群れで動いていました。ヤマガラの行動を観察していると、混群の中に小さな鳥がぽつんととまっているのが見えます。ハッとしてカメラのレインカバーを外しますが、すぐに飛んでしまいました。キクイタダキです。キクちゃんは虫を探して周囲を飛び回ります。姿は追えますが、撮影は困難でした。何かが飛んできて、シジュウカラがヒーヒピと再び警戒声を出します。キジバトがとまるのが見えました。ハトはツミなどの小型猛禽類とよく誤認されます。今回、エナガは同調せずにスルーしていました。

「舞台」をちらっと覗くと、小さな子が飛んできました。尾を上下に振る動きでルリビタキだとわかります。黒っぽくて山吹色部分が広いルリ美でした。ルリ美は舞台をちょこまか動き回り、上手側から去っていきました。探索を進めると、シロハラが出てきて足早に移動します。脅かしてしまったかなと足を止めて観察すると、ミミズをくわえました。逃げようとしたのではなく、ミミズを見つけて駆け寄ったのですね。ミミズはわりと大きかったので、シロハラは食べるのに手こずっています。そのとき、地面にいたキジバト数羽がすごい羽音を立てて一斉に飛び立ち、シロハラもつられるように慌てて飛び立ちました。ミミズはその場に置きっぱなしです。オオタカでもやってきたでしょうか。このときは姿を見つけることができませんでした。

昨日は一日中雨だったのでお腹が空いているのでしょうか、シロハラはあちこちで活発に動き回っていました。個体間の距離が少し近くなったのでバトルを期待しましたが、2羽は距離を取りました。遠くにカワラヒワの群れがいて、白い点が見えます。双眼鏡を覗くまでもなく、シロちゃんだとわかりました。群れを飛ばさない動きで少しずつ近づいていきますが、ほかの来園者が近くを通過したので、樹上に上がってしまいました。シロちゃんが枝にとまるまでの動きを目で追えましたが、背景が曇り空で暗いので、近づいて撮影する意欲は湧きません。それに、カワラヒワたちは空腹なのですぐに林床に降りてきます。ゆっくり食べてもらい(公園では常に誰かが来てしまいますが)、深追いしないでおくことにしました。なおも探索を続けていると、毎朝確認するサクラにアトリの群れがとまっていました。このサクラには渡りのエゾビタキやコサメビタキがとまっていたことがあるので、毎朝確認するのです。アトリは10羽以上いて、みなさん羽づくろいしていました。水たまりで水浴びでもしたあとでしょうか。

時間もなくなったので、足早に池へ。相変わらずカモが少ない池にはハシビロガモがいました。

1. ハシビロガモ、2. カルガモ、3. キジバト、4. オオバン、5. カイツブリ、6. ゴイサギ、7. アオサギ、8. オオタカ、9. コゲラ、10. リュウキュウサンショウクイ、11. モズ、12. オナガ、13. ハシボソガラス、14. ハシブトガラス、15. ヒガラ、16. ヤマガラ、17. シジュウカラ、18. ヒヨドリ、19. ウグイス、20. エナガ、21. メジロ、22. キクイタダキ、23. ムクドリ、24. シロハラ、25. ツグミ、26. ルリビタキ、27. スズメ、28. シメ、29. カワラヒワ、30. ドバト、31. ホンセイインコ

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