2024年7月29日の井の頭公園での野鳥観察記録

野鳥観察情報

東京の最高気温38℃という予報は、生まれて初めてのことです。昨日は観察会で小平へ行っていましたが、駅のホームで温度計を見ると表示は36.5℃。ひどい暑さでした。今朝も朝から暑く、そのせいだけではありませんが、各所でクマゼミがよく鳴いています。そういえば、ツクツクボウシの初鳴きも確認しました。
さて、蚊は高温になると活動できなくなるという話を検証しようと、虫除けなしで林へ。毎朝日焼け止めと虫除けを塗るのですが、ベタつくので、不要ならしたくないところです。結果はほぼ定説どおりで、林で最も湿度が高く虫が多い場所を除いては蚊の気配を感じなかったし、いっさい刺されませんでした。

さて、野鳥探索です。ひっそりと動いているシジュウカラを見つけると、ミズキの実をくわえていました。この時期、ミズキの実は未熟です。シジュウカラは実を丸呑みせずに、掘るように細かくついばんでいました。そしてある程度ついばむと、ポイっと捨ててしまいます。それを何度も繰り返していました。これは実の中に虫がいるのではないかと見当をつけ、記録に努めました。写真を見返すと、果たして虫らしいものが写っていました。カラスがミズキの未熟な実を食べるのも、もしかすると成熟したミズキの実を渡り鳥が好んで食べるのも、「実の中に含まれる動物性タンパク質」が真の目当てなのかもしれません。ふと地面に目をやると、シジュウカラがポイ捨てしたミズキの青い実が転がっているのでした。

1. カルガモ、2. カイツブリ、3. キジバト、4. カワウ、5. ゴイサギ、6. カワセミ、7. オナガ、8. ハシボソガラス、9. ハシブトガラス、10. シジュウカラ、11. ヒヨドリ、12. メジロ、13. スズメ、14. ドバト、15. ホンセイインコ

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