2026年3月17日の井の頭公園での野鳥観察記録

野鳥観察情報

写真:一触即発のツグミたち

今朝はどんより曇っています。最初の観察地にさしかかったところで、キシキシキシとツグミが威嚇するときの鳴き声が聞こえました。事件です。こういうときは躊躇なく、声のほうへ早めに近づいていきます。もちろん、それでも鳥を驚かせないように注意を払いながらです。すると、いつものモズ男が目に入りました。モズにからまれたのなら、ツグミは樹上に上がるはず。視線を上げると1本の枝の上に2羽いました。2羽は比較的近い距離にいます。ツグミ同士が一線交えて声を出したのか、モズの攻撃を回避して上がったら先客がいたのか。いろいろ考えられますが、まずは目の前の一触即発の状況を見守ります。向かって左の個体が、右の個体に近づきます。右の個体は左に体をむけず、挑発に応じない構えでした。左の個体はいったん少し離れますが、再び近づきます。今度はすぐ隣まで寄りました。これは時間の問題と思った瞬間、左の個体がかかっていき、右の個体も応戦。2羽は右下方向に落ちていきました。枝に阻まれて撮影は失敗でしたが、読みは当たりです。モズは我関せずといった素振りでした。おもしろかったのはこのあとです。バトルしたツグミたちは離れました。もう一度闘ってくれないかなと観察を続けていると、樹上からキジバトが舞い降りてきました。その飛翔がツグミのすぐそばを通るコースだったのですが、ツグミはとても驚いたようで、コケたのです。もしかすると、小型猛禽類に急襲されたと勘違いしたのかもしれません。ツグミはすぐに体勢を立て直して何事もなかったように澄ましていましたが、わたしは思わず笑ってしまいました。さすがにその場面は撮影できませんでしたが、人間くさいしぐさがとてもおもしろいと思いました。

探索を進めると、ハシブトガラスが巣材をいくつもくわえているのが見えました。撮影しているとこちらへ向かって飛んできたので、飛翔写真をいただきです。「舞台」中央はキジバトだらけ。楽屋をシメがうろうろしているほか、役者は見当たりません。進んでいくとぐぜり鳴きが聞こえ、声の成分に金属っぽいティッという声が含まれていることからシメだとわかりました。動画を撮影しようとしてカメラを向けると、鳴くのをやめてしまいます。ほかにもカワラヒワのぐぜり鳴きが聞こえました。ゆっくり進んでいると、チュチュチュ、チュッチュッチュッとここでは久しぶりに聞くミソサザイの声。姿こそ見えませんでしたが、今シーズンも立ち寄ってくれたことがわかり、うれしい限りです。そうこうしていると、グッというひと声。振り返ると、ルリ美が尾を振ってこちらを見ています。今シーズンはこのパターンで何回ルリ美に出会っているでしょう。かわいいし、楽しすぎます。

シジュウカラとヤマガラのシデ狩りを少し撮影し、今日もホバリングを撮るぞと意気込んでイロハモミジへと足を運びましたが、アトリの姿はありませんでした。残った種子はいくつもぶら下がっています。タイミングですね。カワラヒワの群れも見当たりませんでした。

1. ハシビロガモ、2. カルガモ、3. マガモ、4. キンクロハジロ、5. キジバト、6. オオバン、7. カイツブリ、8. カワウ、9. ゴイサギ、10. アオサギ、11. コサギ、12. オオタカ、13. コゲラ、14. アオゲラ、15. モズ、16. オナガ、17. ハシボソガラス、18. ハシブトガラス、19. ヤマガラ、20. シジュウカラ、21. ヒヨドリ、22. ウグイス、23. エナガ、24. メジロ、25. ミソサザイ、26. ムクドリ、27. シロハラ、28. ツグミ、29. ルリビタキ、30. ジョウビタキ、31. スズメ、32. ハクセキレイ、33. シメ、34. カワラヒワ、35. アオジ、36. ドバト、37. ホンセイインコ

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