2026年4月21日の井の頭公園での野鳥観察記録

キビタキのオス 野鳥観察情報
キビタキのオス

風が強く、鳥が探しにくい朝でした。林へ入ると、シラカシの葉が舞い散ります。そのようすを見て、常緑樹は春に葉を落とすことをおさらいしました。常緑樹も葉は入れ替わっています。落葉広葉樹とは異なり、秋ではなく春に葉を更新するのです。
林をゆっくり回りました。各所で足を止め、風で揺れる木々を見上げて動くものを探ります。無風であれば、かすかな動きも目に止まりますが、風に葉が揺らされているとその能力は半減します。かすかな声さえも、風の音に邪魔されます。そんな状況でしたが、朗らかな声のぐぜり鳴きが聞こえました。木陰を覗いてみると、声の主はシロハラでした。前に観察したように尾を軽く上下させて、声を出しています。一生懸命な気持ちが伝わってくるようで、愛おしく思いました。キュキュというツグミの声も聞こえます。上空をツバメが通り抜けていきました。

今シーズンは夏鳥に出会う機会が少なく感じています。そんな中20年ぶりのコマドリが、それも2羽が1週間強逗留していたのはほんとうに驚きです。いい時期なのに今日もダメだと諦めて池へ降りていくと、キビタキのさえずりの最初のひと声が1回だけ聞こえました。(間違いないが、対岸?見えないだろうな……)このところ敗戦続きだったので半ば諦めていたら、上から小鳥が降ってきました。わたしの目に、翼の黄色い部分が鮮烈に届きます。ひと声聞いていたので、これだ!と確信。降臨したキビタキはほぼ目線の高さだったので、とても短い時間ではありましたがその姿を堪能できました。きっと低気圧の通過に伴う風の強さによって、渡りで疲れていたキビタキは井の頭池に降りてきたのでしょう。いろいろ想像すると、長距離を渡る小鳥たちの健気さがあらためて愛おしく感じられるのでした。

1. カルガモ、2. キジバト、3. バン、4. オオバン、5. カイツブリ、6. カワウ、7. コサギ、8. オオタカ、9. コゲラ、10. ハシボソガラス、11. ハシブトガラス、12. ヤマガラ、13. シジュウカラ、14. ヒヨドリ、15. ツバメ、16. エナガ、17. メジロ、18. ムクドリ、19. シロハラ、20. アカハラ、21. ツグミ、22. キビタキ、23. スズメ、24. ハクセキレイ、25. ドバト、26. ホンセイインコ

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