2026年3月16日の井の頭公園での野鳥観察記録

野鳥観察情報

昨日とは対照的に、ぐずついた空模様。ムクドリが電線に集まっています。その数、20羽以上。林の入り口ではカワラヒワがさえずっていました。

少し暗い観察地にそっと足を踏み入れます。樹上にキジバトが1羽とまっている以外、鳥の影は見当たりません。それでも念のため慎重に進みましたが、樹上に上がった鳥がいました。見落としてしまったようです。手前の木がかぶったのではっきり見えませんでしたが、ヒヨドリ大で幹に平行にとまったのと、飛んでいたときに緑みが見えたことから、アオゲラだと見当がつきました。少し離れているので、左右どちらか考えて右から観察しましたが、ほどなく奥のコナラに飛んでいってしまいました。フィー フィーという鳴き声が聞こえます。アオゲラは最初、地上にいました。春先に地上でアリを食べるようすを何回か見ているので、時期的にその行動かもしれません。先に気づいていれば、行動をじっくり観察できただけに残念です。写真を見返すとメスでした。今はこの個体しかいないので、今シーズンの繁殖は難しい見込みです。井の頭公園に生息するアオゲラの個体数回復は、しばらく期待できそうもありません。
雨は夜の内で朝はほぼやんでいたのですが、小雨が降ってきました。傘をさしながら、地面を掘るシジュウカラを撮影し、なにを食べているのか調べます。暗いので画像が粗くなりますが、虫のような白いものが写っていました。探索を進めていると、グランドで小鳥の群れがふわーっと舞い上がるような光景が見えました。軽く透けた羽に黄色みがあり、群れの数からもカワラヒワだと見当がつきました。いつも林の中にいる群れが、グランドに降りているのは見たことがありません。雨で人も犬もいないからでしょう。何を食べているのだろうと好奇心がふくらんだので、傘をたたんで近づいてみることにします。群れを驚かせないよう慎重に進んでいき、ある程度近づいたところで、50羽ほどの群れの中にシロちゃんがいるのが目に留まりました。慎重に近づいてからじっとしていたこともあり、わたしに対して群れは反応しませんでしたが、ランナーが走ってくると中途半端に飛びます。飛び上がるものの、またすぐに降りるのです。わたしはランナーの動きに合わせて撮影することにし、シロちゃんの飛翔もいただきました。「小雨は三文の徳」というところでしょうか。

イロハモミジにアトリ20羽ほどの群れがいました。時間がなかったので通り過ぎようと思いましたが、アトリがホバリングするのを見て本気撮影モードになりました。以前、シメがエノキの残った実を「フライングキャッチ」する場面を撮影したときと同じ仕組みです。イロハモミジに残った実は、とまった枝からでは届かないものが多いので、アトリはホバリングして採るのです。わたしはこれを繰り返すとみて、飛翔撮影設定にしたうえで「届かない実」にピントを合わせて待ちました。案の定、アトリは何回かホバリングしてくれたので、いただきです。狙い通りの撮影に成功したときの気持ちは格別ですが、それを支えるのは観察力です。日ごろからじっくりよく観察していれば、気づくこと、わかることが増えてきます。この経験を積むことで、目の前の状況が理解でき、次に起こることが予測できます。

急ぎ足で池を確認して七井橋を渡り、そういえばイロハモミジがあったなとひらめいて足を止め振り返ると、そこにもアトリの群れがいました。

1. ハシビロガモ、2. カルガモ、3. ホシハジロ、4. キジバト、5. オオバン、6. カイツブリ、7. ゴイサギ、8. アオサギ、9. オオタカ、10. コゲラ、11. アオゲラ、12. オナガ、13. ハシボソガラス、14. ハシブトガラス、15. ヤマガラ、16. シジュウカラ、17. ヒヨドリ、18. エナガ、19. メジロ、20. ムクドリ、21. シロハラ、22. ツグミ、23. スズメ、24. ハクセキレイ、25. アトリ、26. シメ、27. カワラヒワ、28. ドバト、29. ホンセイインコ

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